ゴルフ用語辞典 スクラッチ(scratch)
スクラッチ(scratch)
scratchを調べてみますと、以下の様な意味が出てきます。
「かすり傷」「ひっかき傷」および「ひっかく」行為とその擬音、または派生して「ゼロから」「最初から」etc・・・・・・。
- ポケットビリヤードにおいて手球がポケットに落ちてしまうこと。スヌーカーでは「イン・オフ」と呼びます。
- 勝負事(ゴルフなど)において、ハンディキャップをつけずに(ハンディなしで)勝負を行うこと。また、勝負の結果同点の状態。
- 競馬おいて出走を取り消すこと。
- あり合わせの材料から模型を作るスクラッチビルドの略称。
- コンピューターソフトの開発を、特定の業務パッケージ等を使用することなく個別開発することを「スクラッチ開発」と表現する。
- 自転車協議のトラックレースの種目の一つ。
ゴルフに関することでいえば・・・・。
「スクラッチ(scratch)」という単語の第一義は、「こする」とか「引っかく」という意味ですが、銀色に覆われた部分をコインなどでこすってその場で当たり、はずれが確定する手軽なくじを思い起こす人もいるのではないでしょうか。我らがゴルフの世界で「スクラッチ」といえば、ハンディキャップがゼロのゴルファーのことですよね。その他前述したように「scratch」には「スタートライン」という意味もあるのです。
また、ストロークプレーで実力が伯仲した2人が競う場合、「今日はスクラッチでいこう」といえば、「ハンディなしのガチンコ勝負」という意味になります。
ちなみに、英語で「scratch golfer」というのは、ハンディキャップゼロに限らず、パープレーあるいはそれ以下で回れる実力のある人という意味です。さらに、USGA(全米ゴルフ協会)が定める基準によると、スクラッチゴルファーは、ティショットの飛距離の平均が250ヤードで、470ヤードのホールを2打でグリーンオンさせられる人(男性の場合。女性は飛距離平均210ヤードで、400ヤードのホールを2オンさせられる人)と定義されています。
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