第45回 日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯 3日目の成績上位者 熊本県出身プロの成績

LPGA公式戦第3戦『第45回 日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯』滋賀県甲賀市のタラオカントリークラブ 西コース(6,670Yards,Par72)

大会3日目、天候:曇り、気温:26.9℃、風速:4.2m。サスペンデッド再開前後の朝方こそ雨が降ったものの、比較的穏やかな天候で行われた3日目でした。単独首位からスタートした有村 智恵 プロは、この日も安定したショットでスコアを伸ばし、4バーディー・1ボギーの69をマーク。通算13アンダーとして2位との差を3打に広げ、公式戦初制覇に王手をかけました。通算10アンダーの2位には吉田 弓美子 プロ、通算6アンダーの3位タイには下村 真由美 プロ、大江 香織 プロ、キム・ナリ プロの3選手が続いています。

 

その他の熊本県出身プロの成績は、以下の通りです。6位タイ(-5)に笠 りつ子 プロ、16位タイ(-2)井芹 美穂子 プロ、21位タイ(-1)に大山 志帆 プロ・不動 裕理 プロの二人、33位タイ(E)に一ノ瀬 優希 プロ、といったところです。

今週は、有村 智恵 プロの調子が大変良さそうで終了後のインタビューでも「このコースはスコアを伸ばさなきゃいけないというプレッシャーと、耐えなきゃいけないプレッシャーと両方なので、差は考えてないですし、誰よりもいいゴルフをして、いい形で終わらせたいです」と自分のスタイルを貫いて、運命の最終日に臨むようです。

16番パー5で試練が訪れた。サードショットはピンまで187ヤードを残し、目の前には大木がそびえ立っていた。低くカット目に狙ったショットは想定していた以上に左に出てグリーン手前でバウンドし、池に一直線、結果としてボールは岩肌から10cmのラフ。「迷いましたけど、キャディーさんに“クラブのヒールが入らないので、無理したら流れが悪くなる”と言われて。滅多に強く言わないキャディーさんだったので、潔くドロップを選択しました」と池の処置を選択し、1罰打。その後のアプローチをきっちりと寄せボギーでこのホールをしのいで、続く17番パー3でピン横2mにつけるショットでバーディーを奪うと、最終18番パー4では13mのバーディーパットをねじ込み、連続バーディー。結局、単独首位で3日目を終えました。

明日の最終日が楽しみですね。