セカンドオナー(a player who always shot the second shot first)

 

各ホールのティショットは、前のホールのスコアがよかった順に行いますが、それ以降はホールから遠い順番に打っていくというのが、ゴルフのルールですよね。ですから、その組みでドライバーの飛距離が最も出ない人は、他の人がミスしない限り、ほぼ毎回セカンドショットを最初に打つことになってしまいます。このことから、ドライバーが飛ばない人のことを、「セカンドオナー(a player who always shot the second shot first)」と言ったりするわけです。

「オナー(honor)」とは、ティショットを最初に打つ「名誉」を得た人のことですよね。それでは「セカンドオナー」とは?、決して名誉なことではありませんが、ティーショットがあまり飛ばない人を揶揄(?)する表現としては、なかなか気が利いているのではないでしょうか?。まあ、どちらかというと、セカンドオナーになった人自身が自嘲を込めて使う場合が多いようですけどね。 他の人が使えば、侮辱したとも取られかねませんから、気を付けましょうね。

ちなみに、これはもちろん和製英語です。ですから英語にぴったりの表現はありません。「セカンドオナー」を文字通り訳すなら、「2番目に名誉な人」といった感じでしょうかね。まあそのままですので、あまり面白くはないでしょうけど・・・・。日本の言葉として独特のだじゃれというか、ちょっとひねった感じの「上手い表現」だと思いますが、いかがでしょうか?。