ゴルフ用語辞典 ソフトスパイク(soft spikes)

ソフトスパイク(soft spikes)

ゴルフシューズの種類?

ゴルフシューズの底には、滑り止めの目的でスパイク鋲が付いていますよね。元々このスパイク鋲は金属製で突起の大きいものがついていたのですが、現在では樹脂、またはプラスティック製の突起部分の細かいものが主流となっています。これが「ソフトスパイク(soft spikes)」と呼ばれているもので、これに対して旧来の金属製のものは「メタルスパイク(metal spikes)」といわれています。

ソフトスパイクは80年代に登場し、グリーンへのダメージが少なく、パッティングコンディションを保つのに有効なため、徐々に多くのゴルフ場で使用を推奨するようになっていますね。現在では、ほとんどすべてのゴルフ場が、ソフトスパイクの使用を奨励しているようです。もはやメタルスパイクを使っているゴルファーはほとんど見かけなくなりました。

更にそのソフトスパイクでさえ時代遅れになって、スパイクレスのシューズが流行っているような感じですよね。最近エンジョイゴルファーの多くがスパイクレスシューズを使用し始めているのではないでしょうか?。

またPGAツアーでも、まだ少数派ですが愛用者が増えており、その中にはビッグネームとして、アーニー・エルス、フレッド・カプルス、ジャスティン・ローズ、ショーン・オヘア、タイガー・ウッズ、マット・クーチャー、ライアン・ムーア等の名前も含まれ、数人は両方を取り替え引き替え使用しているような状況みたいです。確かな情報ではありませんが、ジャック・ニクラスやアーノルド・パーマーさえもこのシューズを試しているそうですよ。

カジュアルシューズの流行の兆し?

このスパイクレスシューズ(カジュアルシューズ)タイプのゴルフシューズの流行は、プロよりもエンジョイプレーヤーに急速に拡がっていっているようで、その理由の一つが「履き心地の良さ」にあるようです。しかしそれ以上のメリットを認めるゴルファーも多いようで、多くの人は、このシューズのゴルフスイングにおける地面グリップ力の強さから生まれる力を信じているみたいです。つまりフットワークはゴルフスイングにとってとても重要で、上級ゴルファーほどスイング中のバランスを保つためにシューズには気を使っているようなのですね。

ソフトスパイクにしろ、スパイクレスにしろ、スタンスを取った際に足の裏に大地を感じやすく、自分にとってどのようなシューズが合っているのか?大変大事な要素だと思われます。スイングの際の体幹のバランスを取りやすいシューズはゴルファーにとってとても大事なアイテムになり得るわけですね。

エンジョイプレーヤーにとっても、これは同じことみたいでスイングしやすいシューズとして、あるいは疲れにくいゴルフシューズとして、第一カジュアルですからね。良く言えば「機能性を重視している」、逆に言えば「見た目にこだわる」?あるいは「ブランドに弱い」?「流行に敏感?」といった人にはとても受け入れやすいみたいです。

いずれにしろ、ゴルフシューズにも流行り廃りがあるということで、みなさんはいかがでしょうか?。