ドロップゾーン(Drop zone)

ドロップゾーン(Drop zone)を辞書で引くと、

①スカイダイビングの降下ポイントのこと

②アメリカ映画のドロップポイント

が出てきますね。

 

残念ながら、ゴルフと合わせて検索しないと今日の用語はなかなか出てきません。

さて、本題のドロップゾーン(Drop zone)ですが、

もし、ゴルフ場で「DZ」という表示があったら、それは「ドロップゾーン(Drop zone)」のことです。これは、特定のハザードや動かせない障害物の救済を受ける際に、その場所にドロップしてプレーを再開してもいいという場所のことになります。ドロップゾーンは、通常のドロップ位置だと不当に難しくなる(またはやさしくなる)、あるいは物理的にドロップする場所がとれないというような場合に、ローカルルールで設定されます。

例えば、海外のプロトーナメントでは、観戦スタンドがグリーンの周囲を取り囲む形で設置されていることも多く、スタンド近くに打ち込んでしまった時(通常のドロップだとホールに近づいてしまうケースなど)等のために、ドロップゾーンを設定していることが多いようですね。

ちなみに、ドロップゾーンは日本でよくみられる「特設ティ」とは異なり、ティアップはできないので注意が必要です。あくまでも「ドロップ」するためのエリアだということを忘れないようにしましょう。