ゴルフ用語辞典 ナッソー(Nassau)

ナッソー(Nassau)

ゴルフはスポーツとしても、とっても面白く、ゲームとしても十分すぎるほど面白いものであると思いますが、みなさんいかがですか?それにもかかわらず、さらにもっと面白くしようと「ベット(bet)」、つまり賭けの要素を加えてプレーをしているゴルファーも多いようです。単なるラウンドにマンネリ感を覚えた人や刺激を求めるゴルファーには、ちょっとしたスパイスとなることも否定できないようですね。

そんな中、手軽にできるベット(賭け)の方式として、最も有名で、最もポピュラーなものが、「ナッソー(Nassau)」と呼ばれている方法でしょう。

 

ということで、辞書で「ナッソー(Nassau)」を調べてみますと、以下の代表的な2つの意味がでてきます。

①.西インド諸島北部、バハマの首都。バハマ諸島中部、ニュープロビデンス島の北東岸に位置する。カリブ海地域の代表的な観光・保養地として知られる。

②.ゴルフで、1ラウンドをアウト、イン、トータルの三群に分け、それぞれの群の合計打数の上位者に1ポイントの得点を与えるゲームの方法。すべての群で勝てば3ポイントを得る。

 

当然、当サイトはゴルフのサイトですので②についてのお話です。

やり方は極めて簡単です。フロント9、バック9、18ホールトータルの3つでそれぞれ優劣を競う形になります。単純にただそれだけなんですね。対戦方式はもちろん自由で、基本的には1対1のストロークプレーが一般的ですが、別にマッチプレーでも構わないし、2対2のチーム戦としても構わないし、更にベストボール方式といった形式でも構いません。要はフロント・バック・トータルと分けた18ホールの各成績でポイントを争うということです。

ちなみに、「ナッソー (Nassau)」は、バハマの首都であるとの記載をしましたが、それはこの賭けの方式・由来とは関係ありません。「ナッソー」方式は、ニューヨークにあるナッソーカントリークラブのクラブキャプテン、ジョンB・コールズ・タッパンが1900年に考案したとされていまして、そこから、「ナッソー」と呼ばれるようになったとのことです。