ゴルフ用語辞典 トータルドライビング(total driving)

トータルドライビング(total driving)

ドライバーは飛んだほうが当然ながら有利なんですが、飛べばよいと云う訳ではありませんよね、どんなに飛んでも真っすぐ飛ばないのではスコアになりませんからね。トーナメントで戦っているプロゴルファーで、誰がいちばん飛距離と方向性のバランスがいいか知りたければ、「トータルドライビング(total driving)」のデータを見れば、一目瞭然のデータが記載されていますよ。※http://www.jgto.org/jgto/WO03011400Init.do?year=2012&tournaKbnCd=0

このデータは、ドライビングディスタンスの順位とフェアウェイキープ率の順位を足した数字で表示されています。つまり、どちらか一方がよくても上位にはランクされません。ラウンドでの実戦的なドライバーの「上手さ」が反映された数字となっていると云う訳ですね。

ちなみに、今年度の「トータルドライビング(total driving)」の日本勢トップは、池田 勇太 プロで、ポイントは43です。(ツアー参加プロの中でも2位です。トップはリャン・ウェンチョン”梁 津萬” プロでポイント17)ついで、5位に 小田 孔明 プロでポイントは59となっています。このところやや不調の石川 遼 プロは29位ポイント91となっています。

昨年度のトップは、武藤 俊憲 プロでポイント44でした。4位に近藤 共宏 プロでポイント64といったところです。

その他のプロについては、各自でご確認くださいませ。

なかなか、トーナメントの優勝とは結びつかないようですね。やっぱりグリーン回りやアプローチはたまたパッティングが上手な方が成績上位というか、優勝するためには良いようです。まあ、いずれにしろアマチュアの我々は、ドライバーをうまく打つより、いかにショートゲームをまとめるかという方に気を使った方が良さそうですね。