誤解されやすい基本 30 できるだけ大きなトップを作れ!? その2

前回からの続きです。

理想的なスイングのトップの位置とは?

理想的なクラブヘッドの位置としては、スイング時計でいうところの腕が10時~10時半位の位置(体格差・体力差・柔軟性の差等で異なります)で、クラブシャフトは腕と直角になる1時~1時半位の位置になります。練習場にある鏡の前でこの位置を確認してみてください。あるいは、友人にでもスイングの動画を撮ってもらえばよ~く判りますよ。気持ちとは全くと言ってよいほど違う位置まで振っている場合がほとんどだと思います。

いかがでしょうか?皆さんも意外ではありませんか?、フルスイングの位置よりちょっと手前の感じですよね。でもこの位置がヘッドが最もボールから遠くなる位置なんですよ。

 

プロの分解写真のトップでクラブシャフトが水平になる訳

トッププロのスイング分解写真のトップでは、クラブシャフトがほぼ水平の位置まで来ている写真が多いと思いますが、彼らは我々アマチュアと違い体作りからやっているので、あの様になります(理屈でいえば、テイクバックを理想の位置止めているのですが鍛えた体のプロたちのスイングはシャフトの硬さに応じてしなり、水平の位置まで回っているように見えるということです)が、我々アマチュアはあんなになる必要はありません。かえってスイングを難しくするだけですので、止めましょう。

そうすれば必要以上にテイクバックを早くせずとも楽にスイングができて結果、コントロールしやすく飛距離も出るスイングができるはずですよ。これ以上やっても飛距離はほぼ変わらないはずですから・・・・。だまされたと思ってやってみてください。