ゴルフ用語辞典 バミューダ芝(bermuda grass)
バミューダ芝(bermuda grass)
近年、ベントグラスの耐暑性が改善され、日本のほとんどの地域でベントグリーンが採用されるようになっってきていますが、1カ所だけグリーンに別の種類の芝が採用されている地域があります。それが沖縄で、使われている芝は「バミューダ 芝(bermuda grass)」と呼ばれている芝の種類になります。
調べてみますと・・・・、以下に箇条書きとしてみました。
世界中の暑い地方、暖かい地方や、日本にも元々生えていて、「ギョウギシバ」という名前もついています。
伸びる力がつよく、暑くて元気の良い時期には世界中で一番伸びるそうで、葉はやわらかく、太い芝生の種類です。
ほふく茎は、土の中へほとんど潜らず、地表を這う形で伸びてゆきます。
アメリカのティフトン農業試験場で、品種改良された種類「ティフトン419」が有名です(※最近は更に進化した種類もあるようです)。
暑い地方を中心に、世界中のサッカーやラグビーのためのグランドに使われています。
沖縄は亜熱帯性気候地域に属し、夏の暑さと湿度は本土のそれとは比較になりません。さすがの改良型ベント芝も、沖縄の夏を越すのは難しいようで、元々南国地域に適性のあるバミューダが使われていると云う訳です。
バミューダはベントと比べて、茎葉が太く、グリーンには「芝目」が生じる。特に順目、逆目のボールの転がりの差が大きい場合が多く、ベントグリーンに慣れたゴルファーには、慣れるまではかなり難し、く新鮮な感じにもなると思われます。
ちなみに、沖縄よりさらに南、ハワイ諸島などのゴルフ場では「シーショアパスパラム(seashore paspalum)」という芝の種類も使われてます。この芝は、耐塩性が高いので、海に囲まれた島での生育に向いていて、バミューダよりも茎葉が柔らかく、良好なパッティングコンディションが期待できるとのことらしいですよ。
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