ラブオブザグリーン(rub of the green)
ラブ オブ ザ グリーン (Rub of the green)とは?
ラブ オブ ザ グリーン (Rub of the green) という意味については、日本語のルールブックには 「動いている球が 局外者により偶然に方向を変えられたり 止められた場合をいいます」 と説明されているのですが、そうした状況を 説明するのに使う言葉ではあるものの、用語の説明としては不適切というか、不十分と言わざるを得ないようです。
※英語の原文を訳すと、「プレーヤーの動いている球が局外者により偶然に方向を変えられたり止められた場合は、” ラブ オブ ザ グリーン”であって 誰にも罰はなく、その球はあるがままの状態でプレーされなければならない。」と記載されています。
インプレーのボールが、ギャラリーに当たって跳ね返り、林の奥へ転がり込んでしまったり、逆にフェアウェイに戻ったりということは、プロトーナメントで時々見られるシーンですよね。この時、ボールはどのように処置されるかというと、「無罰で、最終的に止まったところからのプレー」となります。このように、局外者によってボールの方向が変えられたり、止まったりすることを、「ラブオブザグリーン(rub of the green)」といいます。
※局外者 (Outside Agency) とは プレーヤー側の人間 (キャディーやパートナー) を除く人 (例えば、他のプレーヤー、ギャラリー) や動物などのこと。
「rub」というのは、「こする」というような意味で、「ラブオブザグリーン」を直訳すると、「グリーンのひとこすり」となり、要するに、「コースのいたずら(気まぐれ)」という意味である。(局外者によって)ボールの行方が変わってしまったのは、偶然の出来事だからしょうがないじゃないか、ということですよね。この様な状況の場合、誰かを悪くして責任を取らせるようなことはできないでしょうから、仕方ないですよね。という意味のようです。
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