ラブオブザグリーン(rub of the green) その2

ラブオブザグリーン(rub of the green) の続きです。

では、本来の意味としてはどのような意味があるのでしょうか?

本来、rub には phisical hump (物理的なこぶ) とか obstarcle (障害) というような意味があって、rub of the green といった場合は グリーンの上にある (小さくて気づかないような) 出っ張りや窪みのようなものという (文字通りには) 意味になるのです。

そして、それが ボールを思わぬ方向に転がして 入ると思ったボールが外れてしまうような 「」 というような意味で使われるようになった訳ですね。英語圏では、不運という意味合いで ゴルフだけでなく (特に、スポーツでは) 良く使われるフレーズなのですが、幸運なケースにも 時によっては使われる言葉となっているようです。

 

嘘みたいな本当の話

ちなみに、2009年の日本オープン選手権では、8番ホールで小田 龍一 プロが打ったボールが左の林にいたギャラリーに当たり、フェアウェイにまで戻ってくるというハプニングがあったのですが・・・・・。この幸運な「ラブオブザグリーン」も手伝って、結局、小田 龍一 プロは、日本オープンのビッグタイトルを手にしたわけです。ところが実は、8番ホールで小田のボールが直撃していたのは、小田の愛妻、優子さんだったそうなんです。

まるで漫画かドラマの演出にありそううなお話ですが、ほんとにあったお話だそうです。こんな偶然、狙ったってそうそう簡単にはできませんよね。これはもう完全に小田 龍一 プロに脱帽という以外はなさそうです。