ゴルフ用語辞典 レギュラーティ(regular tees)

レギュラーティ(regular tees)

ゴルフコースは、いろいろな技量のゴルファーが楽しめるように、ひとつのホールに対して複数のティグラウンドが用意されているのが当たり前ですよね。ティグラウンドが3つ、というのが最も一般的で、そのうちの真ん中のティは普通、「レギュラーティ(regular tees)」と呼ばれ、ほとんどの男性アマチュアゴルファーが使用するティとなっています。

※最近はシニアティー(レディースティーとレギュラーティーの間に設置されている場合が多いようです)とか、あるいはバックティーよりも更に後ろにあるチャンピオンシップティーフルバックとも呼ばれます、ティーマークは黒が多いようです)とかも用意されているコースもありますよね。 余談ですが、たまにプロ気分を味わってみるために、フルバックからプレイしてみるのも面白いかもしれませんよ。

コースによって異なりますが、レギュラーティは、18ホールのトータル距離が、およそ6000~6500ヤード前後となる設定。ひとつ前の「レディスティ(ladies’ tees)」は、およそ5400~6000ヤード前後の設定、ひとつ後ろの「バックティ(championship tees)」は、およそ6600~7400ヤードの設定となっていることが多いようですね。

伝統的に、この3つのティは、前から赤、白、青のティマークが使用されることが多く、一見して区別がつくようになっています。レギュラーティのティマークはたいていの場合白となっています。従って、「白ティ」というのは、通常、レギュラーティの同義語として使われています。

ちなみに、新しいコースほどティグラウンドがより細分化される傾向にあるようで、ティマークの色も、赤、白、青以外の色が使われるケースが増えているようです。コースによっては、白ティが、フロントティ(レディスティ)という場合もあるので、スタート前に確認が必要ですよ。

おまけですが、一般に女子プロのトーナメントはパー72だと6000ヤード~6500ヤード程度、男子プロのトーナメントだと6800ヤード~7400ヤード程度に設定されている場合が多いようですね。(短いコースだと短いパー5をパー4にしてパー71とかパー70とします。)
従って、女子プロトーナメントは元々短いコースならバックティ相当で長いコースだとレギュラー相当からプレイすることが多いようです。