ゴルフの科学的考察 メンタル編 ミスの連鎖は何故起こるのか!?

皆さんも経験があると思うのですが、本番のコースで何か一つミスを犯すと、不思議にミスが続いてしまったこと、あるでしょう?ゴルフをやっているとよく起こるミスの連鎖ですが、如何でしょうか?このミスの連鎖は何故起こるのでしょう?

よく言われる理由としては、「無理をするから」・・・・・・・。とまぁ、簡単に言えばそういうことなのですが・・・。

ありますよね。深いラフに入ったボールを「無理して」打つと、スイングはラフに負けてしまってグリーンに届かず、手前のバンカーに入ってしまったり、ラフには負けなかったとしても逆にフライヤーになってしまってグリーンを大きくオーバーして奥の更に深いラフや、バンカーに入ってしまったり・・・・・・・。

という事で多くの諸先輩方は「無理をしないで」、「とりあえずフェアウェイに出しなさい」というアドバイスを我々に下さると云う訳ですね。

 

もう一つミスショットの連鎖が起こる理由があります。何かというと、同様の状況での「失敗(ミス)の記憶」というやつです。「あ~~前にもこんな状況でミスったよな~」「あの時は引っ掛けてしまって池ポチャになって・・・・・・・」etc・etc・・・・・・・・・。とか、林に入れてしまって脱出しようとしたら、また木に当たってしまって更に林の奥へ・・・。等等、どなたにも経験があると思います。

この「失敗(ミス)の記憶」は思い出したくはないのにもかかわらず、つい蘇ってきてしまうのが厄介なのです。一度蘇ってしまうと暫くは消えてくれませんし、さらなる緊張・プレッシャーとなってプレイヤーを襲ってきます。そうなるともう、普段のスイングが出来なくなって、ミスがミスを呼んでしまうと言う、悪い連鎖が続いてしまいます。

長くなりましたので、続きの対策については次回という事で・・・・・。