ゴルフの科学的考察 メンタル編 ミスの連鎖は何故起こるのか!? その弐

前回からの続きです。ミスの連鎖は何故起こるのか!?についてです。

原因としては、「無理をするから」・「失敗(ミス)の記憶」にあると前回記載しましたが、ではその対策としてはどのようにすれば良いのでしょうか?今回はこの辺について記載してみましょう。

という事で、ミスショットの連鎖を起こさないようにするためには、まずは「無理をしないこと」です。失敗やミスは誰にでもあることだと、素直にミスを受け入れることに尽きるでしょうね。ペナルティーを支払うつもりで安全策を取ることです。まぁそれでも無理をしなければならない場合だって出てきますが、これに備えて無理が無理でなくなるような練習を積んで、その技術を身に付けてからチャレンジする事にしましょう。

もう一つ、「ミスしたことをいつまでも悔やまない」こと、起こったことは仕方がありませんし、TVゲームじゃありませんので取り返しは利きません。素直に受け入れて、そこで深呼吸を3回、時間をかけてやってみましょう。結構落ち着くものですよ。まぁ、だまされたと思ってやってみてください。

それから、ミスをしたらすぐにそれを取り返そうとしてパーやバーディーを次のホールで狙う人がいますが、これもミスの連鎖を呼んでしまう可能性が大のようです。自らプレッシャーをかけてしまうことになりますし、より緊張してミスを犯しやすくしてしまいかねませんから、止めましょうね。

スイングのミスの修正はしっかり時間をかけて検証し、チェックしましょう。(ここがゴルフ上達の肝です。ここを怠らないようにしましょう)多少の時間は仕方がありません。無理をしないでしっかり修正していくようにした方が、安全なようです。古くから「急がば回れ」とも言いますし、ここは諺に従った方が良いでしょう。

ミスの連鎖が起こった場合は、是非思い出してみてください。と言っても、これができるようならミスの連鎖もないでしょうね。思い出す余裕がないからやっちゃう訳ですもんね。難しいですね・・・・・・・・・・・。ですが、頭の片隅に入れておけば、役に立つこと請け合いですよ。