LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ 最終日の成績上位者・熊本県出身プロの成績
2013年度LPGAツアー最終戦『LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ』(賞金総額1億円、優勝賞金2,500万円)最終日。宮崎県宮崎市宮崎カントリークラブ(6,451ヤード/パー72)。(天候:曇り、気温:15.9℃、風速:1.8メートル)
優勝争いは6バーディー・1イーグル・2ボギー(-6)の66のビッグスコアを叩きだした我らが大山 志保 プロが、通算9アンダー待望の今季初Vを勝ち取りました。最終18番のボギーがなければ、コースレコードタイ記録というおまけも付いたのですが、それにしても圧巻のプレーでしたね。4打差の2位(-5)はテレサ ルー プロ、5打差の3位(-4)には、アン ソンジュ プロといった上位の結果でした。
また、注目の賞金女王争いは、横峯 さくら プロがこの日70をマークして、通算3オーバーの7位タイと順位を上げ、逆転かとの期待もあったのですが、森田 理香子 プロも粘って通算4オーバーの12位として、譲らず年間獲得賞金が約130万円差で首位を守り、初の賞金女王のタイトルを獲得しました。
大山 志保 プロの今季最後の大会は、怒涛のバーディー、圧巻のイーグル。地元の大きな声援は、驚きのどよめきに変わりました。6番で3メートル、7番で5メートル、8番でも4メートルのバーディーチャンスを連続で決めて、一気に首位へ。極め付きが9番、残り227ヤードの第2打を3Wでナイスショット、2オンに成功しました。左上7メートルのイーグルパットを、見事沈めて何度もガッツポーズ、連続4ホールで3バーディー1イーグルとして、優勝をグイッと引き寄せました。
大会終了後のインタビューでは、「昨日、魂を込めてと最終日はプレーすると誓ったから、その通りにしたけど、やはり自然体がいい」と改めて優勝争いを制するためのメンタルコントロールを痛感した18ホールだったようです。地元で開催される今大会は2005年以来、久しぶりの制覇となりました。「私は、ゴルフが大好き。一歩一歩、成長していきます。ただ、ゴルフ以上に、人間的にもっと成長したい」との言葉を残していました。
大山 志保 プロ、おめでとうございます!!
その他の熊本県出身プロの成績は、以下の通りでした。
17位(+8)に一之瀬 優希 プロ、最終日はスコアーを3つ落としてしまいました。次いで、22位タイ(+11)グループに笠 りつ子 プロ、一ノ瀬プロと同様でスコアーを4つ落としてしまい、最終日伸ばせませんでしたね。まぁ、日本国内の女子プロのトップ28名の中に3名熊本県出身プロがいることもすごい訳ですし、その一人が優勝しているのですから、これ以上望むと欲張りと言われてしまいそうですが・・・・・・・・。
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