2014年度LPGAツアー第33戦『樋口久子 森永レディス』（賞金総額7,000万円、優勝賞金1,260万円）大会最終日。千葉県市原市、森永高滝カントリー倶楽部（6,652ヤード／パー72）（天気：曇り、気温：22.4℃、風速：2.6メートル）。

首位と1打差（-7）の2位からスタートした我らが上田　桃子　プロと表　純子　プロ、前半4バーディーの表　プロに対し、上田　桃子　プロは我慢のプレーでようやく8番・9番を連続バーディー、この時点で3打差でトップを走る表　順子　プロに何とか食らいついている感じでした。

折り返し後は12番で上田　桃子　プロがバーディーで1つ追いつき2打差、15.16番で表　プロが連続ボギーとなってついに2人が並びます。17番共にパーとして、勝負は最終18番パー5に持ち越されました。

勝負がついたと感じさせたのは第3打。なんとかグリーンをとらえピンまで10ｍ以上といった表　プロに対し、ピンまで約3ｍに付けた上田　桃子　プロ、寄せるのがやっとの表　プロの結果を見据えての上田　プロのバーディーパットは見事に真ん中からカップイン、高々と右手の拳を2度上げて大きな笑みがこぼれました。

これで今季2勝目、これまでのガンガン攻めるイメージの上田　桃子　プロに対して、180度変わって、冷静なプレースタイルに若干の違和感を持たれるファンも多いことでしょうが、これがアメリカで戦い苦労して、成長を遂げたニュー上田　桃子　プロだと思います。やはり勝てるプレーをしないといけませんよね。現在の上田　桃子　スタイル、私は好きですよ。皆さんはいかがでしょうか？残りも後4試合と少なくなりましたが、今後も更に期待が持てそうです。

1打差の2位には表　純子　プロ、2打差の3位タイには原江　里菜　プロ・吉田　弓美子　プロがつけました。

その他の熊本県出身プロの成績は以下のとおりです。

最上位は、トップから5打差の8位タイ（-5）の青山　加織　プロ、ここに来てようやく本来の力が発揮できてきたようですね。次いで17位タイ（-2）の井芹　美保子　プロ、初日上田　桃子　プロと並んで2位だったのですが・・・・・、2日目の+3が痛かったですね。更に続いて、25位タイ（E）に不動　裕理　プロ・笠　りつ子　プロの2人が入りました。2人ともそんなに悪くはなかったのですが・・・・、良くもなかったということでしょうかね。

とは言え、予選通過者57名の中で熊本県出身プロは全員が上位25位以内にいるのですからこれは大したものですよね。

皆さん、お疲れ様でした。そして、上田　桃子　プロ、優勝おめでとうございます！！今後のさらなる活躍を期待していますよ。

みんな～がんばれ～～！！　応援してますよ。