センチュリー21レディスゴルフトーナメント 大会最終日 成績上位者・熊本県出身プロの成績
2015年LPGAツアー第19戦『センチュリー21レディスゴルフトーナメント』(賞金総額6,000万円、優勝賞金1,080万円)大会最終日。静岡県伊豆の国市、伊豆大仁カントリークラブ(6,531ヤード/パー72)。(天候:晴れ 気温:32.5度、風速:1.8メートル)
初日から首位に立っていた昨年の賞金女王アン ソンジュ プロが、通算15アンダーで今季初優勝を勝ち取りました。なんだかちょっと意外な感じですが、今季初の優勝なんですね。1打差の通算14アンダー、2位タイは、菊地 絵理香 プロ・ペ ヒキョン プロ、通算12アンダーの4位タイに若林 舞衣子 プロ・東 浩子 プロが入りました。
昨年結婚してミセスとなってからの初優勝! さすがの女王、アン ソンジュ プロもプレッシャーだったのでしょうか?結婚して以降優勝から遠ざかっていて、スポーツ界(種別にかかわらず)の奇妙なジンクス「結婚後は成績があがらなくなる」にアン ソンジュ も抵抗できないのか?という巷での噂なども耳に入っていた様ですからね。
最終日2位に3打差からのスタートでしたが、前半は僅かに2番のバーディ1つのみ、さすがにボギーは無かったものの、後半もなかなかバーディが取れずに我慢のゴルフが続きました。14番でぺ・ヒキョン プロに、一旦並ばれてしまいましたが、パー5の16番で「ここはチャンスだし獲れると信じた。残り3ホール、1つもミスしないように行こう」と2打でグリーン横ラフまで持っていきアプローチをしっかり寄せてバーディとして再びトップに立ってそのまま最終ホールまでこの差を守り切りました。
最後のパットを沈めてもガッツポーズは出ませんでした。終了後のインタビューで「パーパットを打つ前に今までの怪我したことや苦しかったことが頭に浮かんできて…打つ前に手は震えて、すでに泣きそうになっていました」と答えていたアンソンジュ プロでしたが、決まった瞬間は旦那様であるキャディに抱締められると張り詰めていたものが解け、一気に感情があふれ出た様子でした。
熊本県出身プロの成績は以下の通りでした。
最上位は、16位タイ(-7)の上田 桃子 プロ・・・、と言っても今週は予選通過したのが上田 桃子 プロだけでした。最終日の今日は4バーディー1ボギーで3つ伸ばしての終了でした。今週は6名中一人のみの予選通過でしたので、惨敗というしかないでしょうね。残念です。
ちなみに今回は笠 りつ子 プロ・大山 志保 プロ・一の瀬 憂希 プロなどの県出身プロは出場しておりません。