ゴルフ用語辞典 ソフトスパイク

ソフトスパイク(樹脂製渦巻き鋲)

ゴルフシューズの内、鉄(金属製)鋲や鋲のないスパイクレスと異なり文字通り樹脂製の渦巻き状のスパイクを付けてあるゴルフショーズのことです。※渦巻きになっていないものも有ります。メーカーやブランドでこの鋲の形状は様々のものが有ります。

鉄鋲のものに比べ約1/4の軽さで膝や足首に掛かる負荷が軽減されるため、疲れにくいという特徴があります。加えて、鉄鋲に比べてコース上のグリーンに対する損傷が大幅に減り、最近は多くのコースでソフトスパイクが推奨されています。

グリーン上で足を引きずったり、よじったりしてグリーンを傷つけると、他のプレーヤーに大変迷惑です(傷がつくとラインが素直にならず、想定外の変化をしたりとパッティングラインの変化が読みにくくなります)ので、注意しましょう。管理が行き届いているグリーンほどその被害は大ですので、マナーとしても大変重要です。

もう一つ、コース管理を行っているグリーンキーパーたちがソフトスパイクを歓迎する理由があります。それは、グリーンにおける芝の病気が鉄鋲に比べて少なくなるという現象です。因果関係は定かではありませんが、鉄のサビが芝に悪い影響を与えていると思われているようですね。※いろいろ調べてみましたが、鉄錆が芝生の病気原因であるといった記述は見つかりませんでした。

多分、鉄病のスパイクシューズには、泥やその他がくっつきやすく、その中に芝の病気の原因になる細菌などが運ばれてくることが、本当の原因だと思われます。