2017年LPGAツアー第35戦『TOTOジャパンクラシック』(賞金総額150万ドル・優勝賞金22万5000ドル)大会最終日。茨城県小美玉市・太平洋クラブ 美野里コース(6,608ヤード/パー72)(天候:晴れ　気温:15.0度　風速:1.9m/s)

フォン・シャンシャン　プロ　が、Total（-19）で大会2連覇を達成。2位には（-17）の2打差で鈴木　愛　プロが、3位（-15）には、アンナ・ノードクイスト　プロが入りました。悔しいですが「フォン・シャンシャン　プロ、彼女は日本に来ると強い！？」と言うイメージがありませんか？私だけではないと思いますが如何でしょう？今回同行してきた彼女のお母さんも「娘は、日本が大好き。それが一番でしょう。加えて、皆さんが親切で、食べ物がおいしい。とてもリラックスできる、と話している」とのことでプレーにも余裕が生まれるのでしょうかね。

ハイライトは17番470ｙPar5、3打目をグリーンオンしたものの5メートルのやや長めの距離を残して、バーディーパットを沈めなければ、1打差で迫る鈴木　愛　プロに並ばれるという緊迫した場面、「決して、やさしいパッティングではなかった。でも、自信がありましたよ。だって、パッティングの調子がずっと良かったから。気をつけたのは、ラインをしっかり読んで、しっかりストロークをすることでした。あそこが勝負の時。狙い通りです」と見事にこれを沈めました。流石！！の一言でしたね。

逆に鈴木　愛　プロは、ピンそば1ｍにピタリ！「もしかしたら追いつくかも」と瞬間思ったそうですが、「最後まであきらめずに頑張りましたが…今日は彼女にツキがありましたね」という脱帽の様子でした。

しかし最終日、鈴木　愛　プロが言うようにフォン・サンシャン　プロに「つき」もあったと思います。何度かカップをくるりと回ってカップイン（下手したら弾かれてもおかしくないような）という場面（17番も）がありましたからね。

成績上位者の中に日本人選手が少なかったのがやや気がかりでしたけれど・・・、もっとレベルを上げていかないとアメリカツアーではなかなか勝てませんよね。皆さん頑張って！！

熊本県出身プロの成績は以下の通りでした。

最上位は24位タイ（-9）の上田　桃子　プロ、2日目を終えて5位タイ（-9）の好位置にいたのですが、最終日伸ばせませんでした。トップと6打差、これは十分ひっくり返せる位置で期待していたのですが、残念でした。次いで33位タイ（-7）の笠　りつ子　プロ、最終日の前半なかなかチャンスが来ず後半のボギーがなければ・・、（たらればはいけませんね。）といった結果でした。

今週は上記の二人だけでしたので、悪くはない結果だと思います。錚々たるメンバーの中で良いところまで行ったのではないでしょうか？欲を言えば・・・、キリがないので止めておきましょう。残りの3試合でみなさんが良い成績を残せますよう、願っております。

残り3つの内どれか一つで良いので、熊本県出身プロの優勝が見たいものです。

みんな～～、がんばれ～～！！応援してますよ！！