ゴルフ用語辞典 シングル(low handlicapper)
シングル(low handlicapper)
ゴルフは、他の一般的なスポーツと異なり、ハンディキャップ(ハンディ)があるおかげで、腕前の違うプレーヤー同士や、高齢のプレーヤーと若いプレーヤーでも互角に戦えるスポーツです。そして、ハンディは、それ自体がそのゴルファーの腕前を示す指標にもなっているところが他のスポーツにはない優れたところといえるのではないでしょうか。もちろん、ハンディが少ないほど、上手いということになります。一般にハンディの数字が10未満(1ケタ)のプレーヤーを「シングル(low handlicapper)」と呼びます。特定の人を「シングル」と呼ぶ場合、ある種の敬意を持って呼ばれる場合がほとんどではないでしょうか。結果、「シングルさん」と「さん」付けで呼ぶようなことにもなっている訳ですね。
ただし、同じシングルでもハンディ9の人とハンディ0の人では、それなりに腕前に差があるのは当然のことになります。ハンディを単純に適用すると、ハンディ9の人は平均スコアが81くらいになるのですが、ハンディ0の人は平均スコアが72ということになります。そこで、シングルの中でも特に上手い人のことを指して、「5下シングル(ハンディ5以下の人のこと)」と呼んだりします。
ちなみに、「シングル」は英語の”single digit”(1ケタ)からきているが、「シングルさん」のことは、”single digit handicapper”ではなくて、単純に”low handicapper”(ハンディの少ない人)というほうが普通のようですね。
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