ヤマハレディースオープン葛城 最終日成績上位者 熊本県出身プロの結果

2013年度LPGAツアー第5戦『ヤマハレディースオープン葛城』(賞金総額1億円、優勝賞金1,800万円)の大会最終日。静岡県袋井市の葛城ゴルフ倶楽部 山名コース(6,549Yards/Par72)

天候:曇り、気温:14.2℃、風速:7.2m。昨日以上に強い風が吹いてスタートの遅い組はその影響をもろに受け、4日間を通じて最も難易度の高いラウンドとなった最終日でした。遅いスタートの上位陣が強い風に悩まされスコアを崩し大混戦となった優勝争い、結局は先にフィニッシュして(-4)で首位に並んだ比嘉 真美子 プロ、大江 香織 プロ、テレサ ルー プロの3名によるプレーオフ(18番・パー5)となりました。二人がバーディーチャンスにつけ、決着がつくかと思われた1ホールでしたが、グリーンオンしてバーディーチャンスに付けた二人が共にこのパットを外してしまいパー。逆に一人バンカーにつかまったテレサ ルー プロが見事なリカバリーショットを放ち、ピンそばに付けて結局、3人ともパーとして、決着は2ホール目以降へ。

向かえた2ホール目、大江 香織 プロテレサ ルー プロが共にグリーンを外してバーディーを逃したのに対し、比嘉 真美子 プロがピン横2メートルに寄せたバーディーパットを、いとも簡単に打ったように見えましたがあっけなく沈め、プロ2年目で念願のツアー初優勝を飾りました。1打差の4位タイには馬場 ゆかり プロ、佐伯 三貴 プロの2名が入りました。

プロになって初めてのプレーオフとなった比嘉 真美子 プロ、プレーオフの2ホール目は緊張してしびれる場面だと誰もが思っていたと思います。その期待を見事に裏切り、アドレスしてから打つまであっと言う間にスイングしたウィニングパットは、きれいにカップに吸い込まれて行きました。見事でした。優勝おめでとう!

 

熊本県出身プロの成績は、以下の通りでした。

トップと2打差(-2)の6位タイグループに笠 りつ子 プロ、安定していますよね。近いうちに優勝するような予感がしております。さらに一打差(-1)の13位タイグループには大山 志保 プロ、一時は2位タイグループにいたのですが、最終組でしたので後半の強い風で2回のダブルボギーを喫して踏ん張りきれませんでした。でも2週連続で最終日最終組でしたので、調子は良さそうですし復活が期待できますよね。

それから25位タイ(+2)グループに西 美貴子 プロ・一ノ瀬 優希 プロ、の二人、40位タイ(+4)に井芹 美保子 プロ、45位タイ(+5)グループに豊永 志帆 プロ・不動 裕理 プロの二人、最後は60位タイ(+8)に青山 香織 プロといったところでした。

予選通過者72名の中に上記8名が熊本県出身プロでした。(※大山 志保 プロは厳密に言えば宮崎出身なのですが、熊本中央女子高等学校現・熊本中央高等学校へ入学し清元登子の弟子となっていましたので熊本県出身者の仲間に入れています)

次週の大会は期待していますよ。みんながんばれ~~!!