ゴルフスイング時の各部の脱力について その弐

前回からの続きです。

まず、体の何処に部分の脱力をするのか?この辺から考察してみましょう。

筋肉のバランス!?

体の動きは各自の脳からの司令で神経節を通り、各部の筋肉から関節へと 伝わります。これらの司令は、自分で意識できているものとそうでないもの、そうです体の方で勝手に反応して動いている部分に別れます。
これらの意識・無意識による命令によって、様々な関節が動き、コントロールされているというわけです。当然ながらゴルフのスイングも上記により動いている・動かされている訳です。

指、手、腕、胴体、脚、足、等これら各部の動きは脳からの司令と、関節・その動きを支える筋肉群の動きによって決まり、更にこれらの動きを司る筋肉は、二種類の筋肉(屈筋”曲げる筋肉”と伸筋”伸ばす筋肉”と呼ばれる)のバランスによってコントロールされているのです。

例えば、ゴルフのアドレスで体を前傾させるために腹筋 (屈筋)が程度働いて前屈させる力が必要であり、尚且つ 背中を伸ばすために背筋 (伸筋) が背筋を伸ばす力が必要となり、加えてそれらが上手くバランスを取ることで 初めて 正しい前傾姿勢が取れるという事になります。

それでは、ゴルフスイングに最適な筋肉のバランスとは一体どういうことなのでしょうか?

この筋肉のバランスと言う視点から、 幾つかの点について皆さんと考えてみることに致しましょう。

長くなりましたので、例により続きは次回ということで・・・、お楽しみに!