ラウンド当日のマネジメントで注意すべき事は? Part 2

③:自分のミスショットの傾向も考慮に入れて、ミスをした場合でも安全なルートを選ぶ

例えば自分尾ショットの傾向がフック気味であるなら、ティーグランドで左端から右側を狙って、フェアウエイを広く使ったりとか、真直ぐ行ったとしてもラフくらいですむようなラインを狙って打てば、フックしてもフェアウエイをキープできる確率が高くなります。

打つ前に「最悪のショットを想定しておく」事も、余裕をもつには大切です。ナイスショットばかりを想定して行けば、ミスのダメージも大きいですし、ドンドン余裕がなくなって、悪循環にはまってしまいかねません。

決して「悪い方ばかりを考えて消極的になれ」と言っている訳ではありませんよ、最悪のショットが出ないように手を打っておく事を考えて欲しいのです。

④:グリーンから距離の逆算をしてみましょう。

これは、誰もが一度は上級者から言われているのではないかと思いますが、つい忘れてしまいがちな部分だと管理人は思います。皆さんいかがですか?グリーンを狙う場合に、自分の一番得意なショートアイアンの距離が残せていれば、グリーンに乗る確率はかなり高くなりますよね。

例えば、自分の得意なショートアイアンがPWで、その平均飛距離が120yだったとします。

486y  Par 5  のホールをどう攻めるのか?3打目をPWの120yで打ちたい場合、486−120=366y

ドライバーが240y飛んだとすれば、残りは366−240=126yとなりますね。なんとなれば、2打目は9Iで軽く打てるフェアウエイの範囲へ運べば良いという事になります。

何も無理してグリーンの近くまで運ぶ必要はないのですから、残りが366yの2打目を3Wで打つ必要がなくなります。3Wと9I、どちらの方がミスしにくいでしょうかね?もちろん例外で「3Wが得意だ」という人もいるかも知れませんが、多くの場合9Iの方が易しく、安心して打てるのではないでしょうか。

これで、3オン2パットのPar  が取易くなりますよね、下手したら3打目がベタピンで、バーディーなんてこともありえます。なのに2打目で無理(本人は決して無理をしているつもりはなく、深く考えず単純に「出来るだけグリーンの近くに」と思っているだけですが)をしてガードバンカーに捕まったりとか、曲げてしまってOBとか、こんな不確実な選択より、得意な距離をいかにして残すかを考えた方が圧倒的に有利だと思うのですが・・・・・・。

このように、自分の得意な距離を残すようにグリーンからの逆算が出来れば、かなり余裕を持ってコースに立ち向かえると思います。

余裕が出れば、ミスショットも減るでしょう。必然的に良いスコアーが出易くなるという事になりませんか?

いかがでしたでしょうか?多少は参考になりましたでしょうか? 「そんなの当たり前だ!」という人にはごめんなさい。

管理人は、逆算の事を知っていても中々そのように出来ませんでした、ついつい「出来るだけ近くまで!」と思ってしまうんですねこれが・・・・。で結果は「あちゃ〜、ミスってしまった」ってこと多かったものですから・・・。

老婆心ながら・・という事でお許しあれ!