貴方ならどうする? コース上でのルール グリーン上で!
ゴルフルールについてのクイズ
久しぶりにゴルフルールについてのクイズ問題はいかがでしょうか?。
今回はグリーン上でのパッティングの際の問題です。状況としては、以下のような状況です。
グリーン上でパッティングのラインを読む為にキャディーさんを後ろに立たせてラインを確認した後、キャディさんが動く前にそのままストロークしてしまいました。同伴者から「キャディーを後ろに立たせたままでのストーロークは違反だ!」との指摘がなされましたが・・・・・・。
果たしてこの判定は、次の3つのうちどれが正解でしょうか?
1:パッティングに限らず、キャディーが後ろに立ったままの状態はラウンド中のアドバイスになり2打罰になる。
2:パッティングに限っては、キャディーが後方からラインを読んでそのままストロークしても良いので無罰。
3:ラインを読むまでなら良いが、ストロークの時に後方に立つ事は認められないから2打罰。
果たして正解は?
正解は、3 でした。では解説して行きますね。
1の間違いは、パッティングに限らず、アドバイスになるの部分です。プレー線の指示は、「周知の事実として」グリーン上以外の場所であれば、誰からでも受ける事が出来ますが、グリーン上ではパートナー又はキャディーの指示しか認められません。ですので、プレー線の指示についてはパッティンググリーン以外の場所であれば、アドバイス出来る事になります。
2の間違いは、パッティングに限ってはといった部分が間違いです。そのような規定はどこにもありません。プレー中はボールがどこの場所にあろうともストロークの際にプレー線の後方線上やホールの先(プレー線の延長線上)にキャディーを着かせた場合は、規則14の「ボールの打ち方」違反となり2打罰が科せられます。ただし、ストロークの前に場所を移動すれば違反とはなりません。
と言うことで、正解は3でした。
まず、ペナルティーどうこうの前にマナー(エチケット)として他のプレーヤーがプレーを始めようとしている時にそのボールの近くや真後ろ、或はホールの真後ろに立ったり、動いたりしてはいけませんよね。視界に入って時プレーの集中の邪魔になって、迷惑ですから。ルールとしてもパッティンググリーンでは、他のプレーヤーのストローク線上に立ったり、影を落としてはならないとされています。但し、プレー線の指示の意図がない場合で、たまたまそうなった(知らずに)というような時はこの限りではありません。
どちらにしても他の人がプレーを開始しようとしている時は、立つ場所やうっかり動いたりしないよう注意しておきましょうね。
コース上で不慣れな初心者とのラウンドなのでしょう、その初心者の後方に立ってアドバイスしている姿をよくみかけますが、競技となった場合は、自分のパートナーやキャディー以外にアドバイスを求めると規則8「アドバイス」の違反になることもスイングアドバイスと併せてしっかり教えておかないと「片手落ち」の指導になってしまいますので気をつけましょうね。
まあ、競技中ではないし、大半の方はアドバイスの前に「本来はルール上できないんだけど、初心者ということで今回限りだぞ」と断った上での事だとはおもいますが、念のため。
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