CAT Ladies 大会最終日 成績上位者・熊本県出身プロの成績

2014年度LPGAツアー第23戦CAT Ladies』(賞金総額6,000万円、優勝賞金1,080万円)最終日。神奈川県足柄下郡箱根町の大箱根カントリークラブ(6,701ヤード/パー73)。(天候:曇り、気温:23.2℃、風速:3.5メートル)
優勝争いは、昨日までの首位・2位で最終組からスタートした森田 理香子 プロ上田 桃子 プロの二人による熾烈な争いとなりました。

首位と3打差からスタートした上田 桃子 プロが10番を終えた時点で、森田 理香子 プロと並び(-8)として、12番でバーディーを奪い単独首位に浮上しました。続く13番では森田 プロがボギーとして一時は2打差となったのですが、15番でバーディーとして再び1打差となり、そのまま森田 プロを1打差で振り切り、今シーズン初優勝を勝ち取りました。

上田 桃子 プロは2011年『ミズノクラシック』以来の3年振りでのツアー優勝となりました。1打差の2位に森田 理香子 プロ、3打差の3位に現在賞金ランキングトップのイ ボミ プロがが入りました。

優勝インタビューで上田 桃子 プロは3年間優勝がなく、勝てるのか?と思ったりしたことを振り返って一時言葉に詰まり、「長かった。本当に長かった。苦しかった」と涙をふいていました。

7年ぶりに日本ツアーに本格復帰した今シーズン。当初は「年間で最多優勝」を目標にしていたという上田 桃子 プロでしたが、開幕から6試合で4度の予選落ち。特に「一番頑張りたいと思っていた試合」という地元・熊本の大会で予選落ちを喫したことで、「自分を切り換えた」と振り返っていました。

今年は勝つとか一番になるとかより、自分を固めること。そこからのプロセスを大事にやっていこう」と決意し、自分のゴルフとは何かを模索し続けたようです。3年振りに手にすることが出来た優勝ですが、実感したのは「勝ち続けることの難しさ」だと応えていました。

「年を重ねるごとに、不動(裕理)さんの凄さを感じます。今年も不動さんの年間10勝を目標にしてたけど、まだ準備が足りないなと。残りのゴルフ人生、それを目標にやっていきたい」。ツアー史上最年少での賞金女王獲得から7年、プロ10年目を迎えた上田 桃子 プロですが、これを新たな出発として、強い上田 桃子 プロに帰ってきほしいものです。

その他の熊本県出身プロの成績は以下の通りでした。

41位タイ(+6)に青山 香織 プロ、50位タイ(+9)に豊永 志帆 プロと言った結果でした。

何はともあれ、上田 桃子 プロ、優勝おめでとう!! 今後のさらなる活躍を期待していますよ!その他の熊本県出身プロの皆さんも頑張ってくださいよ。

みんな~がんばれ~~!! 応援してますよ!