2016年LPGAツアー最終戦「LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」大会最終日。成績上位者と熊本県出身プロの成績
2016年LPGAツアー最終戦「LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」(賞金総額1億円、優勝賞金2,500万円)大会最終日。宮崎県宮崎市・宮崎カントリークラブ(6,448ヤード/パー72)(天候:雨 気温:16.7度 風速:2.3m/s)
キム ・ハヌル プロが通算9アンダーで逃げ切り優勝を勝ち取りました。日本ツアー公式戦通算3勝目となる優勝でした。2位(-8)には最終日66のベストスコアをマークした成田 美寿々 プロ、3位(-6)に申 ジエ プロが続きました。
前半戦を終えて「アウトコースでボギーが3つ。勝ちたいという気持ちが強く、朝からとても緊張していた。勝つことをあきらめたわけではありませんけど、インコースでは最後までベストをつくす。最終戦だから、もっと楽しもう、と切り替えたことが良かったと思います」。と自身の気持ちの持ち方をチェンジ、これがうまく行ったのでしょう。
この切替後のスタートホールの10番、残り110ヤードの第2打をPWで2メートルにつけこの日、初バーディーを奪取、「後半から、スコアボードを見ないことに決めた。でも、見たいことを我慢する…。これって結構、大変です」と試合後のインタビューで振り返っていました。13番・14番でもバーディーの連続、追いすがる他のプロを抑え、逃げ切りました。最終日に崩れやすいといわれるキム・ハルヌ プロとは若干異なる感じで、ひとつ壁を超えたようでした。
最上位は13位(E)の大山 志保 プロ、前半は2バーディー・ノーボギーで調子良さそうでしたが、後半の12番でダボとしてリズムを崩したのか残りを1ボギー・1バーディーとして(E)最終日に伸ばせませんでしたね。
次いで、27位タイ(+10)の笠 りつ子 プロ、初日の9ボギー・2バーディー(+7)が痛かったですね。2日めも3ボギー・のバーディーの(+3)、3日目・4日目が共に3バーディー・3ボギー(E)で、イマイチ調子が出ませんでした。LPGAの最終戦、女子プロのトップ30が一番を争うトーナメント、欲を言えば・・・・、たら・レバになるのでやめておきましょう。
今年1年各女子プロの皆様お疲れ様でした。また来年の活躍を期待位しております。
ご苦労さでした。ゆっくりお休みください。但し、来年へ向けての体つくりや練習はしっかりやってくださいね。
それでは本年のLPGAトーナメントをこれで締めくくりたいと思います。
おまけで、熊本県出身プロの今年の獲得賞金ランキングを記載しておきます。
順位 名 前 金 額(¥)
3位 笠 りつ子 134,114,013
21位 大山 志保 40,991,728
35位 上田 桃子 31,085,815 ここまでがシード権有
53位 一ノ瀬 優希 18,069,885
66位 豊永 志帆 13,333,800
71位 青山 加織 9,620,000
80位 有村 智恵 6,331,728 ここまでが100位以内
116位 野口 彩未 1,744,500
123位 井芹 美保子 1,247,000
127位 不動 裕理 1,074,000
147位 小竹 莉乃 456,000
164位 枝尾 あかね 0
164位 田中 美弥子 0
以上 258名中の順位です。