50回の記念大会、『日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯』(賞金総額2億円・優勝賞金3,600万円)大会最終日。岩手県八幡平市・安比高原ゴルフクラブ(6640ヤード/パー71)(天候:曇り　気温:20.7℃　風速0.9m/s)

最終日の最終組のトップタイ（-3）からのスタートだった李　知姫（イ・チヒ）プロが、一時は前の組の4位スタートイ　ミニョン　プロに並ばれるも上がりの2ホールで突き放し最終18番ホールで奥からの下りの6ｍの難しいバーディーパットを見事に沈め、ツアー通算22勝目（メジャー2勝目）、通算5アンダーで今季初優勝を勝ち取りました。2位（-3）はイ・ミニョン　プロ、3位（-2）は東　浩子　プロが入りました。

終了後のインタビューでは16番で追いつかれた時に「どちらかでバーディーを獲らないと、プレーオフへも行けない」。ともう一度集中してプレーすることに徹した結果だったようです。濃霧と2度の雷雲接近で計3時間50分のスタート遅れとなった最終日。「今日は16番くらいまでで終わらないかも・・・」とクラブハウスではなく近くにとったホテルでリラックスできたことが良い結果に繋がったと話していましたね。元々実力がありますからね。

熊本県出身プロの成績は以下の通り。

最上位は14位タイ（+2）の笠　りつ子　プロ、2日目の予選終了時点では4位タイ（-1）で優勝争いも期待したのですが、多くの選手と同様にコースコンディションに悩まされ、3日目・4日目と伸ばせませんでしたね。とは言え流石というべきでしょう、安定しており近いうちの優勝も十分期待できそうです。そして1打差（+3）の16位タイの大山　志保　プロ、32位タイ（+6）に一ノ瀬　優希　プロ、予選通過時点では15位タイの位置にいたのですが・・・。次いで46位タイ（+8）の有村　智恵　プロ、65位（+20）の宮崎　乙実　プロ※といった結果でした。

※宮崎　乙実（みやざき　つぐみ）プロの成績を今年のツアー成績から見落としていました。申し訳ありません。スタジオアリス女子オープン30位タイ、サイバーエージェントレディースゴルフ46位タイ、サロンパスカップ70位、ヨネックスレディースGT44位タイ、と今年は昨年と比べるとかなり良い結果を残しています。

残念ながら予選落ちだったのが、西　貴美子　プロ・小竹　莉乃　プロ・不動　裕理　プロ・青山　加織　プロ・高村　亜紀　プロでした。

今週はメジャー大会で130名の参加、10名の内5名が予選通過、最上位が14位タイ（+2）の笠　りつ子　プロ、16位タイ（+3）大山　志保　プロ以下5名ということでまぁまぁといった結果でした。改めて熊本県の女子プロの層の厚さと言うか、レベルが高いことを認識させていただきた感じです。130名中10名・・・、7.7％ですよ。凄いですよね。

ちなみに、出場者数で最も多い県は神奈川県の12名、次いで我が熊本県10名、そして東京・大阪が8名と同数で3位、5位5名が福岡・沖縄・兵庫・千葉・愛知といったような順位でした。（本大会のみの結果ですよ）

県出身の女子プロの優勝を祈っています！！　みんな～がんばれ～～！！応援してますよ！！