2017年LPGAツアー第31戦『スタンレーレディスゴルフトーナメント』大会最終日。成績上位者と熊本県出身プロの成績

2017年LPGAツアー第31戦スタンレーレディースゴルフトーナメント』(賞金総額9,000万円、優勝賞金1,620万円)の大会最終日。静岡県裾野市・東名カントリークラブ(6,589ヤード/パー72)(天候:晴れ 気温:27.6℃ 風速:1.9m/s)

通算9アンダーで吉田 弓美子 プロが逆転優勝。2位タイ(-8)はイ・ミニョン プロ藤本 麻子 プロ、特に藤本 麻子 プロは16番Hまでは(-11)でトップだったのですが、17番・18番でダボ・ボギーとまさかの連続ミス、3つスコアーを落としほぼ手中にしていた優勝の2文字を自ら手放してしまいました。4位タイ(-7)で上田 桃子 プロ・テレサ ルー プロの二人が入りました。

言い方は悪いのですが、棚ぼたでの優勝となった吉田 弓美子 プロ。とは言えこれもツアートーナメント、最終日の最終組に残って粘った結果ということです。これで通算7勝目、終了後のインタビューでは「優勝は、どの試合も忘れられないけど、今回は特に…。ハッピーエンドで良かった」とやや複雑な心境の優勝インタビューでした。

途中13番では、まさかのアクシデントが発生。5メートルのバーディーパット、逆方向からラインを読んでいる時、何を思ったのかキャディーの川口大二氏がボールマーカーを拾い上げてしまいました。この行為で1打罰を受け、ボギーとしてしまいました。さすがに、ショック状態だったようです。ですが「キャディーのミスは、自分のミス。わかっていても、経験したことがなかった。ちょっと気持ちが途切れたのは事実。でも、あれ以降、空を見上げ、森をながめ、鳥の鳴き声を聞きながら、心を落ち着かせた」と応えていましたね。

 

熊本県出身プロの成績は以下の通り。

最上位は上記のように4位タイ(-7)の上田 桃子 プロ、インタビューでは「スタートは良かったんですが、後半はちょっと辛かったです。初日、2日目よりはパターが良かったですね。グリーンが読み切れていなかったのですが、今日は良かったです。試合には入る前までは調子も良かったのですが、持ち球の調整が出来ず、(初日、2日目は)気持ちよく振れませんでした。来週から頑張ります」と次回以降の頑張りを誓っていました。

ついで24位タイ(-2)の笠 りつ子 プロ、最終日に伸ばせませんでした。更に1打差(-1)で27位タイの一ノ瀬 優希 プロ、更に38位タイ(+1)に有村 智恵 プロ、先週の調子が続いていれば・・・、最終日はイーブンでした。

残念ながら予選落ちだったのが・・・・・、と今週はいませんでした。ということで4名参加で全員決勝ラウンドへ、最上位が4位タイの上田 桃子 プロとトップ5にも入りましたし、良かったのではないでしょうか。

余談ですが大会前に笠 りつ子 プロは「前週、小平智クンが勝って、それ以前も、(親交ある)片山(晋呉)さんが優勝した。お祝いをしているうちに、そろそろ私もやらないと-。心の底から勝ちたい、と思った」「あと、5,000万円は稼ぐ。最低でも1億円突破する」と宣言していましたので、是非期待しています。

他の熊本県出身プロも負けずに頑張って頂きたいと思います。

残り7試合です。みんな~応援してますよ!!がんばれ~~!!