LPGAツアー第14戦『宮里藍 サントリーレディスオープンゴルフトーナメント』大会最終日。成績上位者と熊本県出身プロの成績

LPGAツアー第14戦宮里藍 サントリーレディスオープンゴルフトーナメント』大会最終日。6月10日、兵庫県神戸市・六甲国際ゴルフ倶楽部(6,525ヤード/パー72)(天候:曇り 気温:24.2℃ 風速:7.8m/s)

勝負は、通算16アンダーで並んだ成田 美寿々 プロ有村 智恵 プロのプレーオフへ。スリリングな攻防は、4ホール目で先にバーディーパットを外してパーとした有村 知恵 プロに対し、成田 美寿々 プロがバーディーを奪い、ツアー通算9勝目を勝ち取りました。

ともに1ホール目をパーとして迎えた2ホール目。有村 知恵 プロが1.5mのチャンスにつけると、対する成田 美寿々 プロは、バーディパットを決められずパー。絶体絶命のピンチでしたが、有村 知恵 プロのバーディーパットはカップの直前で逆に切れてバーディとすることができずまさかのパー、ここが勝負の分かれ目でしたね。

いろんなスポーツで言われる「ピンチの後にチャンス!!」成田 美寿々 プロは、プレーオフ3ホール目をしっかりとパーセーブ。そして、迎えたプレーオフ4回目の第2打。ティーショットがやや右に行って残り120y、左足下がりの難しい状況で見事な技ありのショットを放ちました。

このショットが2mのバーディチャンスにつくと、先にパーとした有村 知恵 プロのプレーを見届けてきっちりとしたパッティングでねじ込み、優勝を手繰り寄せました。見事、宮里 藍 プロの名が冠された試合の最初の年の優勝者としてその名を刻みました。

優勝インタビューで成田 美寿々 プロは勝負を決めたこのショットについて、「PWでしっかりとラインを出す。パンチショットのように打つ。ああいうショットが私は得意。3年前、この大会でも、同じような状況で打ったことを思い出す。しっかりとバーディーチャンスをものにできました」と話しました。

3位にはアン・ソンジュ プロ岩橋 里衣 プロの二人が入りました。

 

熊本県出身プロの成績は以下の通りでした。

最上位は上記のように有村 知恵 プロの2位(-16)、このところ調子を上げてきていて遺体していたとおりに優勝争いを演じてくれましたね。今後が楽しみです。ついで10位タイ(-12)の笠 りつ子 プロ、3日めを終えて5位タイ(-11)と優勝争いに是非加わって欲しかったのですが、最終日思ったようには伸ばせませんでしたね(最終日-1)。そして先週久しぶりの優勝を果たした大山 志保 プロ、こちらも最終日に1打しか伸ばせませんでした。次いで、57位(-1)の豊永 志帆 プロ最終日(-3)と善戦したのですが・・・、2日目に(+4)と精彩を欠きましたね。更に59位(+1)の大里 桃子 プロ、予選通過したあとの2日間で伸ばせませんでした。残念だったのが上田 桃子 プロ、予選を42位タイ(-3)で通過して決勝ラウンドでの猛追を期待したのですが、3日めを終えた時点でのスコアーの過少申告(1打少なかったようです)を自ら申し出て失格となりました。

残念ながら予選落ちでしたのが、一ノ瀬 優希 プロ、一人でした。

 

今週は参加7名中6名が予選通過、最上位は2位の有村 知恵 プロ。残念ながらプレーオフで破れてしまいましたが、復活の兆しはより強くなりましたよね。本人も「優勝は近い」との話をしていたようです。そして強く安定した笠 りつ子 プロが帰ってきましたね。そのうちに優勝争いを演じてくれることでしょう。大山 志保 プロも上位の常連に連なってきていますし、豊永 志帆 プロも決勝ラウンドへの進出が当たり前のようになってきましたよね。上田 桃子 プロは心配することもないでしょう。大里 桃子 プロ、この世代の活躍が目立ちますよね、是非他のこの世代のプロに負けないような活躍を期待しましょう!!

今週は先週に続いて上出来!!だったと思いますが如何でしょうか?

 

みんな~頑張れ~~!! 応援してますよ!!