誤解されやすい基本 60 高速グリーンのボールは遅い!?

プロのトーナメント会場となるゴルフ場の当日のグリーンは、通常の一般ゴルファーがプレーする場合とは異なり、かなり早く設定されています。

TVの中継を見ていると、あんなに優しく打ったのに遠くまで転がりますよね。一瞬、「あれで届くの?」と思ってしまう我々アマチュアですが、さすがにプロ!きっちりとしたタッチでカップに寄っていきますよね。あのプロの距離感を自分の物にしたいと思っておられる方も多いことでしょう。

プロはどのようにしてあの距離感を得ているのでしょうね?

ゴルフ雑誌やレッスン書に良く記載されている「パッティングの極意」とか、「こう打てば入る!パッティング」etc・etc の記事があります。

その中で距離感を出すには、「パッティングの振り幅ではなく、ボールがカップに向かって転がるスピードをイメージする」というアドバイスが有ります。

勿論、正しい指摘であり、間違っているわけではありません。振り幅によるボールへのインパクトの強さではなく、れくらいのスピードならカップの丁度、カップの3~40㎝向こう側まで転がって、ラインに乗ればカップインする。という様にボールの転がるスピードをイメージしてストロークをするということなのです。

此処で誤解が生まれます。

ここのグリーンは高速グリーンだと聞いていたとしたら、貴方はどのようにグリーン上のボールの転がりをイメージしますか?

高速グリーンなのですから、当然ボールは普通のグリーンより早く転がる・・・・。そう思っていませんか?

長くなりましたので、続きは次回ということで・・・・・・・。