ゴルフ用語辞典 バンカー(Bunker)

バンカー(bunker)を辞書で引いてみますと以下のような記述があります。

【名詞】【可算名詞】

1-a (戸外に置いてある石炭などを入れる)大箱石炭びつ

-b(の)石炭庫燃料庫.

2 (ゴルフ用語) バンカー (《主に米国用いられる》 sand trap) 《くぼんだ砂地障害区域》.

3 (陸海軍, 軍事)a 掩蔽(んぺ). b (ロケット発射核兵器実験などのしばしば地下の)観測防備されている》.

 

敢えて説明するまでもないでしょうけれど、ゴルフコースにある「砂場の障害区域」の事ですね。

ルールブックに記載されている部分としては、第2章の「用語の定義」 9 になります。

バンカー(Bunker) 「バンカー」はハザードの一つで、地面から芝や土を取り払い、代わりに砂などを入れて作られた区域をいい、凹みになっている場合が多い。積み芝の面(草で被われているか土であるかどうかにかかわらず)も含め、バンカーのふちやバンカーの中の草で被われている場所は、バンカーの一部ではない。一方、草に被われていないバンカーの壁やヘリは、バンカーの一部である。バンカーの限界は垂直に下方に及ぶが上方へは及ばない。球がバンカー内にあるか一部でもバンカーに触れているときは、その球はバンカー内にある球である。

 

イギリスのリンクス地方では、「海からの強い風によってウサギ穴が浸食されて大きくなりバンカーになった」とか、「強風から羊達の避難用の穴に、砂が入り、砂の窪地ができた」というような説もあるそうですが・・・・・。実際は、後者の方が正解だと言われています。

ヒツジたちが雨や風を避けるために草が少し盛り上がった部分に潜り込み、 草の部分を掘り起こして砂場にしたもの。言わば、ヒツジたちのベッドが、バンカーのルーツとなったという事のようですね。これがバンカーの基本となって「ポットバンカー(形が鍋に似ているため)」と呼ばれ、全英オープンでよく見られる小ぶりながら深い形状のバンカーのことを指すようになりました。

もう一つ、バンカーの語源ですが上記のようにして羊たちが作った「砂のくぼ地」の事を、リンクス地方のどこの家庭にもあった戸外の石炭貯蔵用の穴倉(バンカー)に例えて、バンカーと呼ぶようになったようです。

それから、バンカーにも幾つかの種類があって、グリーンの周りを取り囲むようにガードしているのが「ガードバンカー」と呼ばれ、ラフとファアウエー境目にまたがっているのが「クロスバンカー」フェアウエーにあるのが「フェアウエーバンカー」と呼ばれています。もっとも、クロスバンカーとフェアウエーバンカーは、殆ど同義語として使われています。

さらには、ウォーターハザードと直結している「ビーチバンカーや、ラフよりも手ごわい「グラスバンカー」なども最近は作られるようになっているようです。