ゴルフの科学的考察 シャフトの硬さについて
さて前回、ドライバーのロフト角について誤解されている場合が多いことを記載しました。そこでもう一つの誤解について記載すると宣言してしまったので・・・・・・・・、一度ちょっとだけ、クラブのシャフトのフレックスについて記載したとは思いますが、敢えてもう一度チャレンジしますね。
クラブ選びの一つのポイントだと思いますが、ヘッドの重さとシャフトの重さが決まったとしたら、後はシャフトの硬さを選択することになります。そうです、あの「R・SR・S・X・XX」等と表示されているシャフトのフレックスなのですが・・・・・。シャフトのフレックス表示は、一般的にJ、L、A、R、S、Xなどのように表示されており、基本的に J が最も柔らかく、Xの方へ行くほど硬くなるというのが、常識のはずですよね。
ところがこの表示、メーカーが違えばもちろんのこと、たとえメーカーが同じでも種類が違うシャフトなら先程の公式が当てはまらない場合があるのです。????、どういう事か?と言いますと、極端に言えば、そうですね。「アスリートゴルファーの向けのRシャフト」が「アベレージゴルファーの向けのSシャフト」よりも硬いといった具合なのです。これはとてもよくある話の様で、特に日本製とアメリカ製とでは、圧倒的にアメリカ製の方が固いということも多い話なのです。
これはどういう事かと言いますと、メーカー側が決めたフレックスの基準が統一されたものではないという事なのです。各メーカーがRやSとしていてもその種類のシャフトについてのみであって、種類が異なればそのフレックスは同じSでもバラバラという事になるのです。
何故このようなことになったのか?そのへの事情については、長くなりそうですので、続きは次回という事で・・・・、申し訳ありませんね。
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