ゴルフ用語辞典 レディーティー(ReadyTea)

「レディーティー(Ready tea)」と言うのは、アメリカのニュージャージー州の歯科医であった、W・ローウェルが1920年に発明した?木製のティーペグのことです。

レディーとは女性のLadyじゃなく、Ready=用意するの意、の方のレディーで、すぐに間に合う≒用意できているの意味が含まれています。このティーペグが使用されるようになるまでは、ティーグランドの横に砂を入れてある箱が備えられており、プレーヤーはその箱から一掴みの砂を取り出し、ティーグランドに小さな砂山を作ってその上にボールをセットして、ティーオフしていたそうです。

このティーペグも発売当初は全く売れなかったそうで、1892年に曲打ち巡業を行っていたW・ヘーゲン、J・カークウッドの二人がこのペグを使った事で大評判となり、一気に売れ出したと言われています。その後1960年代に入り、プラスティックのティーペグが発売され、ティーも2段式となってティーアップの高さが一定となるような工夫がされて、よく売れ現在に至っているという事のようです。

現在は、また木製のティーペグが流行っている様で、これは環境に優しい ⇒ 木製でいずれ自然に還る ⇒ 土に還る、ということで少しでも自然環境に優しくとの事のようですね。個人的にも価格が安く、クラブにも優しい気がしますし、気軽に使えますので最近はほとんどこの木製のペグを使っています。