ゴルフボール、どんな色のボールを使ってますか?  その弐

冬はイエローやオレンジが見つけにくくなる

 カラーボールの代表格であるオレンジやイエロー、レッドは、枯れ葉に混じると色彩が似ているため、冬場は見つけにくくなります。

つまり、オレンジ・イエロー・レッドは枯れ葉と彩度や明度が似ているため同化しやすくなってしまいます。

逆に、グリーン(特に蛍光色)のカラーボールは、芝生とは彩度や明度がかなり異なり、ラフに落ちても浮き上がって見え、目立ちやすいとのことです。

落ち葉のない春や夏であれば、オレンジやイエローのボールは見つけやすいのですが、秋・冬は見つけにくくなるので、グリーン(蛍光色)のボールに変えた方が良いでしょう。

空中のボール弾道を把握する場合も、緑色は見つけやすいようです。

白色や水色のボールは空中に同化しやすく、その弾道を追いにくくなります。

また、晴れた日はオレンジやイエローは太陽光と同化しやすく、弾道を把握しずらくなります。

なので、総合的に「失くしにくい」「見つけやすい」色はグリーン(蛍光色)だと言えそうですね。

ちなみに、その次に見つけやすいカラーはピンクらしいですよ。

ラフのグリーンとの相性も良く、どの場面でも見つけやすい色でしょう。

 

もちろん、皆さんの好みについてとやかく言うつもりはありません。

「客観的に言えば・・・。」ということでご了承くださいませ。

 

色よりもスピン性能!!

色よりも更にスコアーに影響を与えるのがボールの「スピン性能」があります。

プロや上級者がウレタン系の物を選択している理由は、飛距離よりもアプローチやグリーンを狙う場合に、ボールを止めたいからであり、打感が柔らかい分アプローチの微妙なタッチが得られやすいということからでしょう。

「飛距離だけではスコアーメイクに繋がらない」と言うことがよく判っているプロであれば当然といったことでしょうかね。

我々アマチュアにとっては、スピン量が多くなるということはドライバーの飛距離が落ち易く、尚且つ曲がりやすいということになります。

なので、どちらかと言えばディスタンス系の低スピンのボールを選んだ方が楽だと思われます。

値段の高い高級ボール(ウレタン系のボールに多いですよね)を選ぶよりは、安いボールの方がお勧めということになります。

 

いずれにしても、楽しいゴルフラウンドをどうぞ!!