「クロスハンドグリップ(cross-handed grip)

クロスハンドグリップ(cross-handed grip)とは?

通常、右利きのプレーヤーは、右手が左手の下(アドレス時)に位置するようにクラブを握るのが普通ですが、パッティング時に限って、左右の手の位置を入れ替え、左手が下になるように握るプレーヤーを見かけますよね。この握り方が「クロスハンドグリップ(cross-handed grip)」と呼ばれていて、最近は採用しているプレーヤーが大変増えているようですね。

※handed    英文法ではこう記載されます。クロスハンディッド が正確なんですね。


これには以下の二つ理由があります。

・ 右肩が下がること無く、肩のラインが水平になる ⇒ 立て振りのまっすぐなストロークになり易い。

リストをロックして使うことがやりやすいので、手首をこねない。 ⇒ 方向性が安定する 。

上記のように、クロスハンドグリップは左手を下にすることで左手首の動きが制限され、ストローク中にフェース面の向きが変わりづらいという利点がある。したがって、特にショートパットに適したグリップなのですが。、反面ロングパットの距離感は出しづらいといわれているようです。

ですので、ショートとロングでは使い分けをしている人もいるようですね。

 

おまけな考察です

ところでこのグリップは、「cross-handed grip」ではなく、「left hand low grip」 と呼ぶのが正しいのでは? と云ってる人もいるようですが、云われてみれば確かに・・・・。

素直に聞けばクロスハンド(cross-handed)というのは、手を交差している状態になるのでは?ということですね。細かいことを云えば確かにそうなってしまいますね。(笑)

もっと言うと、本来は「lead hand low grip」 と呼ぶべきだとも・・・・・・・。(左利きの方を考慮して)