修理地(ground under repair)

ゴルフコース内の様々な杭とその意味

ゴルフコースには、OBゾーンや、ウォーターハザードのように、プレーに適さない場所が幾つか存在します。それらは多くの場合、色の付いた杭でその境界が示されているのですが・・・・・。例えば、白杭はOB、黄杭はウォーターハザード、赤杭はラテラルウォーターハザードという具合なのですが、もうひとつコースでよく見かけるのが「青杭」ですね。この青い色で塗られた杭で示されている区域は、「修理地(ground under repair)」となります。

修理地」は、部分的に芝の張り替えを行っている所であるとかの、文字通り「修理している場所」のことなんですが、委員会(コース)がある特定の場所からのプレーを禁止したいときに、その場所を修理地として宣言することがあります。例えば、雨後のぬかるみの強い個所など、そこからプレーすることで芝のダメージが大きくなることが予想される場合などになります。

ちなみに、特に杭などによる表示がなくても、「他に移す目的で積み上げられている物(土砂や芝生など)」、「グリーンキーパーが作った穴」は修理地となります。修理地はルールで定義される「異常なグラウンド状態」のひとつなので、そこにボールがある場合は、ルールにより救済が受けられることになります。