LPGA 出身県別登録プロの数って? その弐

前回からの続きです。京都府の登録プロが熊本と同じ28名であることは前回お話ししました。なのになぜ?多いと感じてしまうのでしょうか?もう少し、調べてみることにしましょうか。

かなり大まかに言ってしまえば、前回記載した通り登録プロの数はおおよそ、その県毎の人工に比例しているように思われます。

とは言っても、熊本県の登録プロの数は人口分布とは比例せず突出していますよね。最も多い東京と比較してみると人工比例で計算した場合、1321万対180万(2011年10月1日現在)=7.3:1の比率ですから、東京都の登録人数が92名ですので、7.3分の一は、12.6名となります。熊本県の場合は、12~13名位がちょうど良い?登録数と言うことになりますね。 ところが現実は、約2.2倍強の28名が登録されていますので、「やっぱり熊本はすごい!!」と思いませんか?

もちろん、登録されているプロの数ですから現役で頑張っているプロばかりではありませんし、トーナメントに出場できるプロ選手(出場資格のある、またはこれに準ずるプロ)は極、限られた数の人数であることが判るかと思います。総登録数からすれば熊本県出身者の占める割合は、約3.8%となります。

同様に京都出身者を調べてみましたら、京都府の人口は約263(昨年3月現在)万人ですので、1321万対263万で、4.6:1の比率となり92÷4.6=20人となるのですが、京都府出身登録プロは熊本と全く同じ28名なんですよね。人口比率からすれば多い数だと思われます。28名÷20の1.4倍ですので特別多いと云う訳ではありませんけれど・・・・。熊本の2.2倍からすれば、そうたいしたことないはずなのになんか目立つんですよね?不思議です。

大会の試合結果の報告で何度か記載したと思うのですが、大会出場選手約100名の内8~10名が熊本出身のプロなんですよね。742名の登録プロがいる中で参加できるプロが13.5%程度の約100名位ですので、単純に登録プロの数から計算すれば、28名×13.5%で3.78名(4名)が該当するのですが、その倍の数の選手がほぼ毎回出場していることになります。この点からも「熊本はすごい!」ということになると思うのですが、皆さんいかがでしょうか?

なぜ京都出身プロが多いと感じるのか、結局は判りませんでしたが、熊本がゴルフ大国であることが数字の上でも確認できましたね。良かったよかった、って訳にはいきませんでしょうか?中途半端で申し訳ありません。(-_-;)