2018年LPGAツアー開幕戦『ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメント』大会最終日 成績上位者と熊本県出身プロの成績

2018年LPGAツアー開幕戦『ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメント(賞金総額・9,000万円/優勝賞金・1,620万円)大会最終日。沖縄県南城市・琉球ゴルフ倶楽部(6,558ヤード・パー72)(天候:晴れ 気温:22.6℃ 風速:3.2m/s)

イ・ミニョン プロが-5/5位タイからスタートして、通算11アンダーとし逆転優勝を勝ち取りました。前半に2つ、後半4つのバーディーを重ねノーボギーでトータル66、最終日のトップで2打差の2位となったユン・チェヨン プロを退けての優勝でした。通算7アンダーの3位タイは昨年度の賞金女王鈴木 愛 プロ・畑岡 奈紗 プロ・イ・チヒ プロ・諸見里 しのぶ プロ・濱田 茉優 プロ・シン・ジエ プロの6人が入りました。

特に2012年以降久しぶりのトップ3で終えた地元出身の諸見里 しのぶ プロの復活劇(ややオーバーでしょうかね)は見事でしたね。ここしばらくは予選通過さえままならない状況でしたから、最終ホール18番の3打目をピタリとピンそば1.5mにつけたショット(AW・89y)には地元の盛大な拍手が起こりました。今年は注目かもしれませんね。

昨年度の賞金ランキング2位イ・ミニョン プロ、さすがのプレーでした。終了後のインタビューでも「本当にうれしい。でも、勘違いをしないでください。優勝できるなんて、まったく思っていなかった。1日毎にプレーの内容が良くなったと感じます」。と予想してなかった結果に満足そうでした。1番のスタートホールで残り120ヤードの第2打を1メートルにつけ、簡単にバーディーとして好発進、「とても気分がいい。スタートが良かったから、今日の優勝があったのではないでしょうか」最終ホール18番もイーグルこそ逃しましたが2オン2パットのバーディーとして優勝に花を添えました。

熊本県出身プロの成績は以下の通りでした。

最上位は17位タイ(-3)の上田 桃子 プロ、最終日は5バーディー・1ボギー、トータル68と素晴らしい結果でしたが、2日目が+1の47位Tとあまり良くないまま3日目が中止となって上位に追いつくことができませんでしたね。とはいえ左程悪い状態でもありませんし、今後に期待が持てます。次いで37位タイ(+1)の豊永 志帆 プロ・不動 裕理 プの二人、豊永 志帆 プロは初日+3/67位からのスタートで2日目をイーブン/31位タイまで上げていい感じでしたのですが、最終日に伸ばせませんでしたね。それから52位タイ(+3)の笠 りつ子 プロ、初日43位タイ(+1)、2日目47位タイ(+1)、最終日トータル74の(+3)という感じでやや不調!?でした。

残念ながら予選落ちだったのが、有村 知恵 プロ、初日は58位タイ(+2)、2日目67位タイ(+3)ということで僅かに及びませんでした。とは言え、トーナメントも始まったばかりですし悪い感じではないので今後の成績に期待したいと思います。

今回は参加5名中、決勝ラウンド進出4名と良いスタートをきれたのではないでしょうか。いよいよゴルフシーズンが スタート、地元出身プロの活躍をはじめとしてLPGAの各選手の試合状況を楽しみたいと思います。新たなスター選手も生まれてきそうですし、韓国選手の台頭も気になります。もちろん日本人選手に頑張っていただきたいのですが、韓国勢の強さにも魅力がありますからね。

いずれにしても、みんな~がんばれ~~!!応援してますよ。