ゴルフ用語辞典 レーキRake(レイク)

プレー用語(レーキと呼ばれる熊手のこと)

辞書でレーキ(Rake)を引くと、以下のような解説が出てきます。

(干し草・落ち葉などをかき集めるための)くま手、(土をならすための)まぐわ、レーキ、火かき、(賭博場の)賭(か)け金集めの道具、放蕩(ほうとう)者

※Weblio参照

 

日本では一般的にレーキと呼ばれていて真っ直ぐな柄の付いた熊手のこととなります。但し、英語の正確な発音はレイクです。この言葉はReg(真っ直ぐな棒=杖)

に由来し、ラテン語のRegula(定規・物差し)から来ているようです。レッグを持つ手は古来右と決まっていたようです。と言うのは左(Left)はエジプト語のLyft(弱い)

に行き着いてしまい、正しい・正義・権利といった強さに繋がらないものと考えられていた為という理由からのようです。正しく強いもの・力のある人⇒王様(King)を表

すと考えられてラテン語の国王を表すRex・女王をReginaと表記し、フランス語ではRoiとなります。これが英語のRoyal(王室の)という言葉が生まれました。

 

「レーキ」と「レイク」日本人に馴染みが深いのが「レーキ」の方ですが、本来は「レイク」と発音するというわけです。どうしても某消費者金融会社を連想してしまいますよね。(良し悪しは別にして)(笑)

基本的なマナーとして、レーキの使い方と使ったあとの置き方くらいは心得ておきましょう。一応念のためにいかに記載しておきます。

使い方:バンカーの低いところから入って自分が作った足跡とショット痕は必ず直し、他のプレーヤーが作った足跡やショット痕も一緒に直してあげましょう。ここで注意しておきたい部分として均す方向があります。これは基本マナーとしてはピン方向へ動かして均したレーキ(レイク)の痕がピン方向に揃うようにしましょう。マニアの方には「PGAでは逆にグリーンに対して直角に均すのでは?」とおっしゃる方もいらっしゃるでしょうね。「流石です!」但しこれはあくまでもプロのトーナメントの場合に限られており、どの試合でもというわけでもありません。(大会により異なります)ということで、アマチュアにはあまり関係ないようです。

置き方:レーキの先端(歯がある方)をバンカーの内側に置く「内置き式」と逆に外側に置く「外置き式」の二通りが有り、ゴルフ場により異なりますのでプレー前に確認しておきましょう。それからフェアーウェイそばにあるバンカーの場合はフェアーウェイと反対側に柄をピン方向に平行に向けて置くようにします。

みんなが楽しくゴルフが出来ますように!

P/S  今年はこれで最後の記事となります。今年1年皆様にとってどのような1年でしたでしょうか?熊本の方は4月の熊本地震で被害に遭われた方もいらっしゃるでしょう。お見舞い申し上げます。被害がなかった人達も周りの被害を受けた人達に何らかの形で支援をされたことでしょう。みんなで前向きに進みましょう。

熊本は必ず復活しますし、元気になります。

当「Golf-fine 並びに Golffine-kumamoto 」以下九州各県の「Golffine」も一役を担って応援するために頑張ります。

皆様、良いお年をお迎えくださいませ。 また、来年が良い年で有りますように!!