エッジ(edge)

エッジ(edge) 直訳すると、

動詞:他動詞:かど[縁]ををつける、〈…を〉縁取る。〈…を〉斜めに進める、じりじり進める(動かす)、(刃物に)刃を付ける、鋭くする。
(相手に)辛勝する、僅差で破る。

といったような意味になります。

ゴルフ用語としては、

ゴルフで「エッジ(edge)」というと、クラブの一部分(リーディングエッジやトレーリングエッジ)を意味する場合と、グリーンの際、それも手前側の際(フロントエッジ)という意味で使われる場合があり、後者の方が使われ方としては多いような気がしますね。例としては、「グリーンエッジまで〇〇ヤード」といった感じでしょうか。

ボールがグリーンエッジ付近にある場合、その状態によってプレーの仕方が変わるので、注意が必要になります。ルール上では、もしボールが一部分でもグリーン面に触れていれば、オングリーンとみなされ、マークした後にボールを拾い上げて拭くことができます。グリーンのどこも触れていなければ(カラーの部分にあるとされて)、通常のインプレーのボールなので、拾い上げたり拭いたりすることはできません。

初心者のうちは、この区別(グリーン上なのか、そうでないのか)が出来ていない人も多いようですから、キチンと教えてあげましょうね。私もカラーはグリーン上だと暫くの間思っていた時期がありますので・・・・・。(汗)

 

ルール上の注意点として

グリーンオンしているボールには、パッティンググリーンでのルールが適用されることになりますので、この状態(グリーンオン)から打ったボールが旗竿に当たると2打罰になってしまいます。ですからグリーンオンしている場合は、ピンを抜くか、同伴競技者に旗竿の付き添い(アテンド)を求めることが必要となります。

逆にグリーンオンしていない場合は、ピンを抜くかどうかは自分で選択する事ができ、抜かないままでのプレーも可能です。この場合、ボールがピンに当たっても罰はありません。(抜いてくれといった場合は、ピンに当たると2打罰になりますよ)

ちなみに、コース内にあるヤード表示(杭や特定の植物など)は、グリーンセンターまでの距離を示している場合と、エッジまでの距離の場合がありますので、必ずプレー前に各ゴルフ場に確認しておきましょう。グリーンの形状によってはかなりの差(距離の差)が出てしまいますよ。

以上、エッジについてでした。