2017年度LPGAツアー公式戦『日本女子オープンゴルフ選手権競技』大会最終日。成績上位者と熊本県出身プロの成績

2017年度LPGAツアー公式戦日本女子オープンゴルフ選手権競技』(賞金総額1億4,000万円、優勝賞金2,800万円)の大会最終日。千葉県我孫子市、我孫子ゴルフ倶楽部(6,706ヤード/パー72)(天候:晴れ 気温:23.9℃ 風速:1.3m/s)

前日通算13アンダーの単独首位からスタートした畑岡 奈沙 プロが他を寄せ付けないぶっちぎりの65(-7)最終日最少スコアーとして、トタール-20(※公式戦72ホールの最少ストローク記録)までスコアを伸ばし、大会連覇と2週連続優勝を勝ち取りました。

加えて、40年前に樋口 久子 プロが成し遂げた日本女子オープン連覇を達成(史上二人目)&最初の大会連覇を達成した時の年齢(24歳31日)を更新する最年少大会連覇記録も更新。さらに、大会連覇と2週連続優勝を同時に達成するのは、2013年のアン・ソンジュ プロ以来(これも史上2人目、日本人初)。さらに、公式戦2勝目達成年齢(18歳261日)もチョン・インジ プロの記録を更新、と記録ずくめの優勝となりました。お見事!!完全脱帽ですよね!

2位(-12)にシン・ジエ プロ、3位にはアマチュアの小倉 彩愛 さん(17歳・高校生)、これにはちょっと驚きましたね。優勝した畑岡 奈沙 プロはもちろんのこと、この処いろいろなスポーツの分野で若い世代の活躍が目立っていますが、ゴルフにも同じような波が来ているようです。世代が上のプロ達は気合を入れ直さないとついて行けないかも・・・・・ですよ。

今回は試合内容の振返りは圧勝なのであえて多くは記載しません。最終日の最大のポイントは前半を終えて-18,2位とは5打差、10番Hをパーとして迎えた11番391y・Par4 2打目はグリーンオンしたものの、距離を約10m残してのバーディートライ、これを真ん中から沈めたときでしょう。終了後の優勝インタビューでも「10メートルくらいはあったと思いますが、あの長いパットを入れることができて、今日は良い流れがきているなと思いました」との弁でした。「完全にゾーンに入っているな」と私には思えました。

 

熊本県出身プロの成績は以下の通りでした。

最上位は9位タイ(-7)の上田 桃子 プロ・有村 智恵 プロの二人、上田 桃子 プロは前日の23位タイ(-3)から良く粘って盛り返しましたね。逆に有村 智恵 プロは3日目を終えて7位タイ(-8)トップと5打差の好位置に付けていたのですが、最終日(+1)と伸ばせませんでしたね。やや焦りがありましたかね。残念でした。次いで12位タイ(-6)の笠 りつ子 プロ、こちらも3日目を6バーディー1ボギーの(-5)と調子良さそうで10位タイ(-6)と良い位置にいたのですが、最終日に伸ばせませんでした。更に46位(+3)の一ノ瀬 優希 プロといった結果でした。

残念ながら予選落ちだったのが、井芹 美保子 プロでした。今週は5名の出場で4名が予選通過、最上位が9位タイの二人、次いで12位・46位と大変良い結果だと思います。トップ10に2名ですし、出場の皆さん頑張っていただきましたね。とは言え、ツアーの残り試合も8と少なくなってきましたので是非、後一踏ん張りしていただいて優勝の2文字を熊本の皆さんへ届けて頂きたいと思います。

みんな~~がんばれ~~!!応援してますよ!!