ルールの定期改訂について 2アドレスの定義の変更
アドレスの定義が変更されました。
前回「アドレスした後にボールが動いた場合の変更」についてお話をしましたが、これに関わる事で「ボールにアドレス」の定義が変わりました。新しい定義は、「プレーヤーはスタンスをとっていたかどうかに関わらず、ボールの直前または直後の地面にクラブを置いた時は、そのプレーヤーは『ボールにアドレス』した事になる」となりました。
要はこれまでと異なり、プレーヤーがスタンスをとっていようがとっていまいが、クラブを地面につけた時点でアドレスを取った事になる訳ですね。しかもクラブを地面につける場所が、ボールの直前または直後に限定された点です。
気が利く貴方は既に気が付いていらっしゃると思いますが、上記の改訂でハザード内ではアドレスが出来ないことになってしまいました。・・・・????。
言い方が変ですかね?、これまで(改定前までは)「ハザード内においてはスタンスを取った時点でアドレスしたことになる」とされていた部分が、削除された訳ですね。
結果として、ハザード内ではアドレスしないままプレーを続ける事になってしまいました。
「アドレスしないでスイングをする?」なんだか変な感じですが、ルール上ではそうなってしまいました。
今回の改訂の主な部分は以上の通りだと思われます。
その他の改正点に付いて
その他、競技志向の方々に関係する遅刻に関する部分、ボールが見える限度・ボールの捜索について、ボールがハザード内にある場合の禁止事項の例外、付属規則で機器と他の携帯品(用具に付いて)、予備グリーンを「目的外のパッティンググリーン」として適用するとの記載部分、アマチュア資格規則の一部(マチュアの契約や、賞品、ホールインワンに関する点)等での改訂がありました。
これらの点に付いては、後日また触れる機会があると思いますので、今回はこの辺で・・・・・・。
関連記事
この記事を読んだ方へおすすめの記事はこちら