アドレスルーティーンの作り方 基本動作を15秒以内で終える。

アドレスルーティーンを15秒以内で行えるようにしましょう。

何故「15秒以内」なのか?」、について今日はお話しして行きます。

皆さんゴルフコースに行くとスタート時間を伝えられますよね。前の組のスタート時間、或は後の組のスタート時間との間隔がどれくらいかご存知ですよね。そうです大体6〜7分間隔でスタートして行きますね。

基本的には一組4人だとして、それぞれがティーショットを打ち終えるのに2分、セカンド地点まで移動するのに同じく2分、第二打を打ち終えるのにまた2分、計6分必要になります。これに少し余裕を持たせる為の1分で7分になりますね。(※余裕時間の1分があるコースと、ないコースがあります)

各ゴルフ場のスタート室では、このような計算を基に先ほどお話しした6〜7分間隔でのスタート時間を決めている訳ですが、当日の来場者数(組数)が少なければ、若干余裕を持たせたりとかの調整が行われる訳です。

という事で、4人が第一打を打ち終える為に2分ということですから、一人当たり30秒の持ち時間しかない事になります。ティーアップして後ろに回り、目標を定め軽く素振りをするまでに約15秒、それから前回お話ししたアドレスルーティーンに15秒、計30秒です。

結果、「アドレスルーティーンは各自15秒以内で終わるようにしましょう」という事になります。その為には、日頃から練習場で反復練習をして、自然にできるようになっておく必要があります。

前回お話しした内容を再度確認して頂いて、練習場で何度も繰り返しごく普通に、当たり前にできるように気に留めながら体に覚え込ませて下さいね。そしていざ本番では、練習場と同じように気に留めないでも決まりきった自然な動きとして、スムーズなアドレスルーティーンが出来ればGOODではないでしょうか。

コースでいろいろな人のアドレスの仕方、アドレスルーティーンを見るのですが、多少の違いはあってもスムースに出来ている人はやはり巧いですよね。アドレスしたら迷わず軽くパーンって感じで打って、綺麗な球筋でフェアウエイセンター方向へボールが飛んで行きます。力みとか迷いを感じない美しいスイングに見えます。

逆に変に時間が掛かったり、動きに無駄があったり、何度もやり直したりしている人は・・・・。やっぱり・・ってショットが多いのではないでしょうか。

マナーとしても同伴者を待たせない、後ろの組を待たせない為にも大事な事だと思います。

スムーズなアドレスルーティーンが出来るだけで上手に見えるのは、結果が出ているからでしょうね。

皆さんんも十分な練習をして、15秒以内で決まったルーティーンが出来るよう頑張って下さいね。