誤解されやすい基本 1 スクエアな向きについて その壱
誤解され易い基本?
ゴルフをやっていると色々な理論とか、色々な人からの様々なアドバイスとか、それこそ色々な言葉で色々な事を言われますよね。ゴルフの雑誌だけとっても一体何種類あるのか多すぎて判りません。
それでも、様々なゴルフ理論とか考え方の基本と言われているものが幾つかあると思います。広く一般的にいわれているこのような理論やアドバイス、広く言われている為にあまり深く考えないで「そういうものか」と安易に信じてしまい、本来の意味と微妙に異なったり、ズレてしまったりした「誤解され易い基本」となっているものが数多くあるようです。
フェイスの向きが悪くてボールが左右に行ってしまった!?
今日はそういった事の中から、ヘッド軌道とフェイスの向きについてお話ししたいと思います。練習場やコースで良く言われる事の一つに打ち出したボールが右に行ったり左に行ったりした場合、「今のはフェイスが開いて当たったから右に行ってしまった」とか、「今のはフェイスが被ってしまって左に行っちゃった」とか言われたり、或は自分でもそう思ったりしていませんか?。
実際には、フェイスの向きだけでボールの飛び出し方向が決まっている訳ではありませんよね。多くの方は既にお判りでしょうが、ボールの飛び出す方向に影響を与えているのは、クラブヘッドの軌道とインパクト時のフェイスの向きです。
インパクト前後のクラブヘッドの軌道は、ボールの飛び出す方向に影響を与え、インパクト時のクラブフェイスの向きが、飛び出した後のボールの曲りに影響を与えます。
要は上記の2つの要素が重なって、ボールの方向性が決まっているという訳です。
スクエアーの意味って?
良く言われているようにクラブフェイスの開き(向き)だけではないと言う事ですね、とういうことでボールを真直ぐに飛ばしたいのであれば、クラブのヘッド軌道をターゲットに対してスクエアにしてクラブヘッドのフェイスをスクエアにインパクトすれば良いという事になります。理屈ではこのようになるのですが、スイング軌道をどうすればスクエアに振る事が出来るのか?、これが実に難しい訳ですね。
ですが、理屈が判っただけでも進歩だと思います.この理屈が判るってことがすごく大事なんですよね。理屈が判れば、体の動きのチェックができますからね。後は体の動きをこの理屈に合わせる事が出来れば、そうです!真直ぐなボールが打てるということになる訳ですが・・・・・。
ここで良くでてくる言葉が、「ボールを真直ぐ飛ばすには、スクエアなグリップ、スクエアなスタンス、スクエアなバックスイング、スクエアな構え方、スクエアなフェイスインパクト・・・・・etc。まあ沢山ありますよね。
ところで、このスクエア(square)って意味は?・・・・・。これは直訳すれば、名詞:平方、正方形、広場、方形、四角、正方・・・・。形容詞(ほぼこちらの意味での使い方):四角形、四角い、真っ直ぐ、真直・・・。ってことになります。
スクエアな◯◯◯◯・・・、とはどのように理解しておけば良いのでしょうか?、具体的に考えてみたいと思います。
長くなりました、続きは次回という事で・・・・・・。それでは、また!。