ゴルフルール問題 サブグリーンに乗ったボールの処置は?
よくあるパターンですよね。2グリーンのコースで、サブグリーンに乗ってしまうこと・・・・。
狙って打った訳ではないんですけどね。(笑)
良い方に考えると、狙いが僅かに外れてしまっただけ!?グリーンオンはグリーンオン!!・・・・、ちょっと無理が有りますかね。(笑)
ということで、本日のシュチエーションとしましては、以下のとおりです。
会社仲間とプレーに来た貴方、パー4の第2打、メンバーの一人Fさんが惜しくも(?)サブグリーンに乗せてしまいました。
止む無くサブグリーン外(※サブグリーンは通常修理地とされていますので、無罰で救済が出来ます)にドロップしてアプローチしようとしているのですが・・、
Fさん曰く、「ピンに近づかなければいいよね?」とニヤレスポイントから1クラブレングスとなるバンカー超えの位置ではなく、更にホールから遠いグリーンの手前フェアーウェイにドロップしました。
さて、この処理はルール上認められるでしょうか?以下の2択から正しいものを選択して下さい。
1:たとえバンカー超えとなっても、ボールからグリーンエッジに一番近いニヤレスポイントを決めて1クラブレングス以内にドロップすべきであり、Fさんの処理は間違っている。
2:ホールに近づいたわけではなく、ニヤレスポイントよりも遠くなっているので、手前フェアーウェイ上から1クラブレングス以内にドロップしても構わないので、Fさんの処理は正しい。
さて、いかがでしょうか?
正解は、1の方となります。
ルールブック上では以下の様な記載があります。
目的外のパッティンググリーン
25‐3 b 救済
プレーヤーの球が目的外のパッティンググリーン上にある場合、プレーヤーは球をあるがままの状態でプレーしてはならない。プレーヤーは罰なしに次の救済を受けなければならない。
プレーヤーは球を拾い上げて、(a)救済のニヤレスポイントから1クラブレングス内で、(b)救済のニヤレスポイントよりもホールに近づかない所にその球をドロップしなければならない。救済のニヤレスポイントはハザード内やパッティンググリーン上であってはならない。救済のニヤレスポイントから1クラブレングスの範囲内に球をドロップする際、球は目的外のパッティンググリーンによる傷害が避けられ、しかもハザード内でもパッティンググリーン上でもない所のコース上に直接落ちなければならない。
規則25-3 により拾い上げた場合はボールを拭くことが出来る。
ということで、サブグリーン上でないニヤレスポイント(ボールに最も近い所)を定めて、1クラブレングス以内でホールに近づかない所にボールをドロップしなければなりません。
ですから、近づかなければ良い・・・、というだけではダメなんですね。ニヤレスポイントから1クラブレングス以内で、尚且つホールに近づかない所にドロップしなければならないということです。
ニヤレスポイントはボールに最も近い場所になります。
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