2017年LPGAツアー最終戦『LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ』大会最終日。成績上位者と熊本県出身プロの成績

2017年LPGAツアー最終戦LPGAツアーチャンピオンシップ・リコーカップ』(賞金総額1億円・優勝賞金2,500万円)大会最終日。宮崎県宮崎市・宮崎カントリークラブ(6,448ヤード/パー72)(天候:雨 気温:12.1℃ 風速:3.8m/s)

初日からトップを維持しての完全優勝をテレサ・ルー プロが達成。通算15アンダーで今季4勝目を勝ち取りました。2位(-11)にはイ・ミニョン プロ、3位タイ(-7)には成田 美寿々 プロ・シン ジエ プロの二人が入りました。この結果、賞金女王には7位(-5)の鈴木 愛 プロが2位のイ・ミニョン プロに約1370万の差をつけて獲得、合わせてLPGAメルセデス最優秀選手賞も僅差の1ポイント差でキム・ハヌル プロを抜いて2冠を達成しました。これは予期せぬ獲得(失礼!)で本人も驚いたことでしょう。

流石と言うか抜群の安定感で、テレサ・ルー プロが今季4勝目を勝ち取りました。更に宮崎カントリークラブのトーナメントレコードまで更新。優勝後のインタビューでは「最終日のプレーは、それほど満足できるものではなかった。でも、安定していたと思う。大きなミスをせず、バーディーも少ない。地味な1日でした。運が良かっただけでしょう」と、例によって控えめなコメント。

雨の日は強いですね?とのインタビュアーの質問にニコっと微笑んで「雨の日は好きです!」と即答、たしかに雨の日のテレサは印象人残っている気がしますよね。先月優勝した「富士通レディース」の最終日も雨でした。「雨の日は、よけいなことを考えない。フェアウェイをキープして、グリーンに乗せる安全策をとる。リスクをおかさないことが一番ですよ」と自らの考えを披露、これは我々アマチュアにも参考になりますよね。

熊本県出身プロの成績は以下の通りでした。

最上位は上田 桃子 プロの7位タイ(-5)初日の+1(13位タイ)、2日目7位タイ(-1)、3日目6位タイ(-4)、トップのテレサ プロとの差が9打、たらればは・・、とは思いますが初日にもう少しよかったら結果は違っていたかもですね。次いで9位タイ(-4)の笠 りつ子 プロ、こちらも初日2位タイ(-3)、2日目3位タイ(-4)、3日目9位タイ(-3)と予選が終わった時点では決勝ラウンドで優勝争いをしてもしかしたら・・・、と期待したのですが3日目の後半が1バーディー3ボギーと良くなかったですね。最終日も途中6位タイまでは上がってきていて、上田 桃子 プロよりも上位にいたのですが、終わってみれば3バーディー2ボギーと1つしか伸ばせませんでした。

とは言え、30名しか出場できない最終戦に熊本県出身プロが2名、(日本人18名、外国勢12名)はとても凄いことで流石だと思いますし、誇りに出来ることではないでしょうか?心より拍手を送りたいとます。

女子プロの皆様(特に熊本県出身プロ)1年間ご苦労様でした。今年も様々なプロらしいシーンの数々を見せていただきました。ありがとうございました。また来年も数々の名シーンとともに我々を楽しませて頂きたいと思います。

みんな~~がんばれ~~!!応援してますよ。