「リゾートトラストレディス」最終日の結果

2012年度LPGAツアー第13戦「リゾートトラストレディス」（賞金総額7,000万円、優勝賞金1,260万円）長野県のグランディ軽井沢ゴルフクラブ（6,506Yards／Par72）の大会３日目が終了し優勝は、最終日の首位でスタートしたジョン・ミジョン　プロ（韓国）がそのまま首位を守って（−１４）で逃げ切り、今シーズンの初優勝を果たしました。１０試合中９試合が１０位位以内と僅かに優勝に及ばず、歯がゆい思いをしていたものと思われますが、これでなんとか気分も晴れたのではないでしょうか。

とはいえ、これで外国勢が５週連続の優勝となり、日本人プロの奮起を促したい所です。

２位にはこれも最終日２位タイでスタートしていたイ・チヒ　プロ（韓国）が３打差の（ー１１）でホールアウトし、ジョン・ミジョン　プロに僅かに及びませんでした。今回は最終日パットが今一の感じで、距離感に微妙なズレがあったようでした。

熊本県出身プロの結果について

我らが熊本県出身プロで坂田塾の先輩後輩にあたる井芹　美保子　プロと笠　りつ子　プロは、最終組の１つ前の同じ組から首位のジョン・ミジョン　プロを２打差で追ってのスタートだったのですが、残念ながらともに伸び悩んで逆転はなりませんでした。井芹　美保子　プロは、最終日「７１」と１つしか伸ばせずトップから４打差の単独３位（−１０）、笠　りつ子　プロは、今日イーブンと伸ばせず（ー９）の４位タイといった結果でした。

とはいうものの、このところ調子を上げてきている井芹　美保子　プロ、これで、今シーズン３度目の３位フィニッシュ（うち２回はタイ）で、優勝まで後一歩の所といった感じです。ホールアウト後のインタビューで「優勝まで、あと何が足りないのか？」といった質問に対して井芹　美保子　プロは、一瞬戸惑った感じで「そこまで何が足りないか、今は見つけるところが無いんです。15番（のバーディトライ）が入ってくれればチャンスは広がったと思うし・・・、今日のゴルフを続けていれば、チャンスはあると思います」との答えで、勝者との差はほんの僅かなものでしか無いとでも言いたげな、自信に溢れた感じの答えでした。「正直、優勝したいという気持ちは強くなりました」とも・・・・。今後の試合が楽しみですね。

さらに、今シーズン成長著しく、とても安定している感じでトーナメント上位の常連となりつつある　笠　りつ子　プロも、「（6番までの序盤は）良い感じできていたんですけど、8番、9番が・・・。気持ちの問題だったので、あまり考えずに来週に向けて練習します。良い課題がみつかったので。（悔しい？）そうですね。井芹選手とどうにかやりたかったんですけど・・・。やるしかないですね。」とのホールアウト後のインタビューの答えでした。昨年までの笠　りつ子　プロその人とは思えない程、周りにまとっている雰囲気が自信に溢れ落ちついた感じで、とても頼もしく思えました。

その他の熊本出身プロは、１１位タイ（−４）に豊永　志帆　プロ、３６位タイ（＋１）に青山　加織　プロといった成績でした。

今回は参加６名のうち４名が予選通過で、良い結果だったのではないかと思います。今後も更に良い結果を目指して、全員頑張って頂きたいものです。

各選手、お疲れ様でした。　今後の試合でもみんな、がんばれ〜〜！！。