ゴルフ用語辞典 スコアーリング(Scoring)

辞書でスコアーリング(scoring)を引いてみますと以下の様な記載があります。

【名詞】 スコアー付け・点数化、 成績又は得点を割り当てることで行為を評価する。

引っかき傷・スコーリング・かじり・採点法・楽譜

管弦楽総譜・切れ目入・得点・管弦楽総譜作成・試合記録・採点

【動詞】 刻み目を入れる・得点する・数えられる・採点する・利益、成功、人気等を得る

線、溝を入れる(付ける)・傷跡を付ける・借金などを付けにしておく、貸しにしておく、etc・etc・・・・・。

 

等々。様々な場面による、様々な意味があるようです。

 

ゴルフ用語としては、

①:ルール用語として、スコアーを付け其のスコアーカードを提出すること、具体的には以下の様な手順のことを意味します。

ⅰ:各ホールのプレー終了後、マーカーは競技者にスコアーを確かめる。

ⅱ:そのスコアーを記録する。

ⅲ:ラウンド終了後、競技者は各ホールの自分のスコアーを確かめる。

ⅳ:疑問点があれば、委員会に質市解決を図る。

ⅴ:競技者は、マーカーの署名を確かめた上、自分も副署する。

ⅵ:速やかにスコアーカードを委員会に提出する。

ⅶ:記録された各ホールのスコアーは、競技者が責任を持つ。

 

② クラブフェースの溝のこと

本来の意味にある楽譜に音符を刻むことから由来している、クラブフェースの溝の区域をスコアーリング、或いは溝そのものをスコアーリング(ライン)と言ったりします。

 

ゴルフルールの付属規則Ⅱでは、溝のことをグルーブ(Groove)として記載してありますが、ルール6条で既にスコアーリングとして使用されており、混同を避ける意味で言葉を変更してあるものと思われます。

その他にも、スコアーリングゾーンと言う言葉がありますが、これはグリーンまで100y前後の距離にある区域を意味しています。このへんからのショットがスコアーに大きく作用するからです。或いは、このへんからのショットがピン絡むと良いスコアーになるため、スコアーを作るという意味で使われているようですね。