ゴルフ用語辞典 タイガーティー(Tiger Tee)

タイガーティー(Tiger Tee)

タイガーティーとは、「手強いタフなティー」といった意味で、チャンピオンティーの別称です。

タフで手強い「虎」のようなティーインググランド、ということでしょう。レギュラーティーと比べると、必然的に距離が伸びてかなり長くなります。また、それだけでなく、ティーの両サイドには大きな木が迫ってきてフェアーウェイの狙い所が極端に狭くなります。したがってそのコース攻略の度合いがかなり難しいセッティングになってくるということになります。

そのようなコースで戦うプロのことを英国では「タイガー」と呼び、かのタイガー・ウッズの命名の由来だとか、そうでないとか・・・・・。思わず納得してしまいそうですが、定かではありません。逆に弱く下手くそなゴルファーのことをラビット「Rabbit」(うさぎ)といいます。イメージ的にはよくわかりますよね。

この他、ゴルフにはこの他にも、「タイガー」を冠した言葉があります。

例えば、大変深いラフのことをジャングルと言いますが、そのようなジャングルがあるコースを「タイガーカントリー」と呼んだり、入れ頃外し頃のパットをやや強めに(1ヤード位オーバーしそうな強さで)打つことを、「タイガータッチ」(※タイガー・ウッズがよくやることからもこう呼ばれるようですね。)と呼んだりします。

タイガーの語源は、古代ペルシャ語のティグラス(矢)に由来があるそうで、矢のように早いとの意味があるそうです。中東のイラクを流れるティグリス川も川の流れが早いことから、ティグラス ⇒ ティグリスとなったとの説があるようです。