パットについての考察 その壱 目線の定め方、イメージ

パットの際の 目線、イメージ、アラインメント について

皆さんコースでのパット、どのような目線、イメージ、アラインメントで打ってますか?

プロプレーヤーや名手と言われている人達は、どんな感じでその時に臨んでいるのでしょうか?そのテクニックの、以下の3点に付いて考えてみましょう。

その3点とは、 ① 目線、② イメージの作り方、③アラインメント です。

① 目線の定め方

まず① 目線ですが、どこに視線を合わせれば良いのでしょうか? カップ? ボール? ターゲットライン上のスパット?色々考えられますが、どうやら以下のようになっているそうです。

アマチュア・プレーヤーの多くは ボールに目線が行くそうですが、プロプレーヤーやパットの名手と言われる人達は ほとんどの場合、 ボールを見ずに クラブフェースを見ているのだそうです。肝心なのは、インパクトの瞬間にボールの 4-5センチ先の目標ライン(ターゲットライン上)に目線を置き、 クラブフェースが スクウェアーにターゲットライン上を通過するように意識しているそうなんです。「打ったボールを 目で追いかけてはダメだ」と言われるのは、こういうことなのでしょうね。

勘違いしてはいけないのが、「ボールを追いかけちゃダメならいつまでもボールがあった場所に視線を置いておく」って仕草、プロが良くやってるし(外見上は単に頭が動いてない様に見えるだけなので)、これで良いのでは?と思いがちですが、NGみたいですね。大事なのは、「クラブフェイスがターゲットラインに対してスクエアに動かす」事を意識すべきであるということのようです。

② ボールの転がるイメージの作り方

前回の「ゴルフにおけるスポーツ心理学 その弐」でもポジティブで明確なイメージを描く事が大事であると記載しました。

パットでも同様で、どのようなスタイルのパターにしても、パットは イメージの作り方が大切なようです。特にホールの1〜2m手前からボールが止まる時のイメージ、あるいは、ボールがホールに入る時の スピードとラインのイメージ を、「 出来る限り鮮明に作ってパットをすること」が重要だそうです。

オススメなのは 、ボールがホールの30-50 センチ先まで転がるスピード をイメージして、ラインを決めます。そして、そのスピードでボールがホールに入るイメージを「鮮明に頭で作ってから打つ 」という方法です。特に、大きく曲がる下りのラインでは、どんなスピードでどこまで転がるのか?慎重に イメージを作ることが ポイントになるとのことでした。

長くなりましたので、続きは次回とさせて頂きます。